【21Questions】日本にも上陸!NYブランド「HOMIC」デザイナー、Joshua Homic(ジョシュア・ホーミック)

Q1:お名前を教えてください。

Joshua Homic(ジョシュア・ホーミック)

Q2:何歳ですか?

22歳

Q3:出身はどちらですか?

出身はアメリカのミネソタ州だけど、今はニューヨークに住んでいるよ。

Q4:普段は何をしていますか?

自分のブランドを持っていて、今はフルタイムで働いているよ。時間がある時は、楽しいことや創造的なことは何でも。ニューヨーク州北部にある公園に行ったり、新しいショップを友人と行ったり、そうすることで頑張れるし、自分の個性を高めることにつながるよ。あとは大好きな映画を観たり。

Q5:なぜファッションの道へ?

いつも「ファッション」に興味があったけど、僕はただ「ドレスアップ」という意味で楽しんできたんだ。幼い頃から自分が身につける物を特別に気を使っていたんだけど、17歳くらいになるまでそれが職業としてあるなんて知らなかったよ。その時、僕自身について色々なの事を見つけ出した時期でもあって、自分の本当の「正体」をクィアコミュニティーとして発展することもできたんだ。


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Q6:自信のブランド【Homic】について、教えてください。

僕たちのブランドは視覚的な美しさである、【ビジネス・カジュアル】と【パワードレッシング】の2つのフレーズのからなりたっている。コレクションの大半は、オフィスや仕事場に着用することを目的としているけれど、伝統的なオフィススタイルから分離することで、服の「存在感」と自然感が生まれる。常に「クィア」な服とメンズウェアの間にある概念を変えることを目標にしているんだ。

Q7:今のクリエイティブスタイルをどのように見出しましたか?

大学生活や仕事、自分のプライベートなど日々の生活の全ての経験から見出したよ。ニューヨークは、僕のファッション精神を形作る上で様々な材料が揃う本当に豊富な街だよ。大学生活は僕に物作りへ必要なスキルを与えてくれたし、その後この業界について僕とって好きこと・嫌いなことについて見ることができた。2年前に自分のブランド【HOMIC】を本格的に始めた時、ブランドのイメージについて没頭した。

Q8:赤色をシンボルにしていますが、この意味は何ですか?

赤色は、まさに「パワフルな色」。もしこの赤という色が美的価値を超えて象徴主義なのであれば、この色には「パワー」と「忠実さ」があると思う…僕にとっては、個性を宣言するための意味。

Q9:AW 17/18 コレクション “formalities”で日本でもデビューしますね。おめでとうございます。日本では、どのようなプランを練っていますか?

ほとんどは展示チームによって念密に計画させているけど、僕の目標はできるだけ多くのストアや色々な人々に会うこと。日本市場はすばらしいお客さんがいると信じているよ。初めて来日するからには、展示会の後の数日間のうちにこの国でできるだけ多くのことを吸収したり、リサーチしたいと思っているんだ。もちろん今回のビッグニュースにとても興奮するし、こんなすばらしいチャンスはめったにないことだよ。だからできるだけ時間をフル活用して、より多くの新しい人々と出逢いたい!新しく出逢った人達と日本の街でおしゃべりしたり、コーヒーを飲んだりもしたいね!


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Q10:今回のコレクションについて教えてください。

このコレクションは、僕のクラシックなデザイン性をいっそう固めるためで、HOMICブランドは次シーズンからはこういったデザインはしない。スーツやドレスのアウトフィットを多く用意していて、全てのスタイルが「廃頽的ミニマル」。コレクション制作の終わりには、全体的に作品にとても「貴族」ぽいテーマであることに気づいた。このコレクションを通して、2018年の「モダン貴族階級」を表現するのが好き。

Q11:どういったタイプのモデルを起用しているかも気になります。

僕はたくさんのモデルに自分の服を着せてみてるよ。キャスティングは僕のブランドにとってとても重要なことだからね。ニューヨークでは、僕の先見性やセンスを分かち合える友人がいるから、ほとんどの起用するモデルたちは僕の知り合いか友人なんだ。ルックスについては、一人一人強めのルックスと独自のセンスを持っているモデルが好き。性別については全くしきたりを持たないようにしている。僕の服のほとんどは男性に着させることが多いけど、モデルたちにオープンになることですばらしいビジュアル作品ができると思う。

Q12:Joshuaさんにとっての美学とは何ですか?

僕にとっての美学とは、様々な矛盾をミックスすること。一つのフレーズで表すと「80年代のビジネスカジュアル、フェティッシュ、キッシュな女性」。そこには沢山の細かなディテールと「センス」があって僕のデザインスタイルがそこからはっきりと見えるんだ。それに服は長い間着れるものでなくてはいけないと強く思うんだ。だから、僕のデザインは「ジャケット」また「スーツ」のような頑丈さを肌で感じることができるし、それは僕のモラルと継続的なリサーチになる。

Q13:現在のファッショについてどう思いますか?

僕の好きな話だ。今は本当に色々なことが起きている時代で、多様性が溢れていることはとてもすばらしいことだと思う。人々が考慮すべき唯一のことは「センス」だと思うけれど、それは全て一人一人の視点から見つけられることだと思うよ。


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Q14:ソーシャルメディアなどで注目している人はいますか?

幸運にも僕が働くのは、ほとんどが僕の友人たちなんだ。Brendan Jo (@schoolofvisualarts)とRyan Halliwell (@ryan.halliwill) は僕がよく話す友人。Jameson Montgomery (@pradaphilia)、Nay Campbell (@nay.campbell) と友人のMclayne Ycmat (@mycmat)も注目しているよ。

Q15:お気に入りの場所や今後訪れてみたい所はありますか?

ニューヨークのお気に入りの場所は、【チャイナタウン】。特に特別な場所なわけではないけれど、そこは彼らだけの地区なんだ。僕の親友たちもそこの近くに住んでいて、環境的にもかなり良いし、ご飯もお酒もおいしい!

Q16:好きな香りなどはありますか?

僕は花の香りが大好きなんだ。軽いのにその中にどこか重たい香りがあるんだよね。Le Laboの【rose 31】は僕の一番使っている香水かも。

Q17:好きな音楽やミュージシャンはいますか?

僕は2人お気に入りのミュージシャンがいて、【 Andy Stott】の最新のリリース曲【too many voices】が特に好き。あと、ソプラノ歌手の【Jessye Norman】。彼女の歌声は象徴的で【Wagner】という曲は大好き。


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Q18:好きな映画や監督はいますか?

ニューヨークにある【Metrograph】という映画館が好きで、古い映画がいっぱいあるんだ。僕の好きな映画が見つかったら、お知らせするね!

Q19:お気に入りの本やよく読む雑誌はありますか?

今好きな本は、Dennis Cooperの【the sluts】。雑誌は、【Arena HOMME+】か【Riot of Perfume】。

Q20:影響を受けた人・事はありますか?

僕は自分の作品作りに様々なことに受けるのだけれど、80年代、90年代の普通のファッション以外にその時代のポストモダンな建築家たちにとても影響を受ける。それと映画も僕の作品にとってとても大きな要素になる。映画から影響を受けるのは、観たものではなく、そこから感じるものから。

Q21:最後に、今後の新しいプロジェクトやニュースはありますか?またJoshuaさんを通して何かメッセージがあればお願いします。

HOMICとしてのメッセージはとてもシンプルさ。堅苦しい社会の規範にとらわれず、「自分らしい」新しさと表現を受け入れていくこと。美しさは、人の視点や過去の経験から形作られるけど、僕は自分の作る服でその美しさという概念をもっと向上できると思う。

「美の概念」とは何なのか。それは人それぞれ違っていて、それをさらけ出すことによってまた共感や反感が生まれる。
Joshuaさんの服作りへのこだわりは、常に新しい美への追求でもあるのだろう。


photo : Daniel Rampulla

HOMIC Instagramページ:@homic_
ホームページ:http://www.homic.us

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