https://www.cnn.com/style/article/iris-apfel-img-modeling-contract-scli-intl/index.html

97歳のファッション・アイコン、アイリス・アプフェルはご存知だろうか。オシャレすぎるインテリア・デザイナーとして活躍し、彼女の自由でユニークなスタイルが彼女をファッション界でも輝かせた。様々の色の組み合わせが得意で、”色使いの神”と称えられるほど。そんなアイリス・アプフェルは、97歳にしてあの大手モデルエイジェント『IMG MODELS』と契約を結んだという。

モデルエイジェントIMGと言えば、モデルのジジ&ベラ・ハディッド、プラスサイズ・モデルのアシュリー・グラハム、そしてジャスティン・ビーバーの妻ヘイリー・ビーバーも所属している、超一流のエイジェントだ。

そんなエイジェントが今回アイリス・アプフェルをモデルとして契約したのは、人生のロールモデルとして、年を重ねる事が楽しくて幸せの事だと多くの女性に感じさせてくれるからではないか。

https://www.reddit.com/r/OldSchoolCool/comments/7hvubk/a_young_iris_apfel_painting_in_a_floor_length_fur/

人生を精一杯楽しんで生きるアイリス・アプフェル

1921年ニューヨークのクイーンズ、アストリアで生まれた、現在97歳のアイリス・アプフェル。両親は、ユダヤ教で父はガラスやミラーのビジネスを、母はファッション・ブティックを経営していたという。彼女は、幼い頃からファションに興味があり、ニューヨーク大学では美術の歴史、ウィスコンシン州の美術大学を卒業し、『Women’s Wear Daily』誌に就職し、インテリア・デザイン―のエリナー・ジョンソンの元でキャリアを積んでいた。

1948年最愛のカール・アプフェルと結婚し、旦那カールと共にアンティークなテキスタイル(織物/布地)の再現/製造する事業で、大きな成功を掴む。彼らは世界中を飛び回り、インテリアやテキスタイルを探し回る多忙の生活を送っていた。彼女はしたい仕事が多すぎて、子供は考えられなかったと語っている。ナニーに頼んで子供を育てる事もできるが、それはしたくなかったそうだ。そのため1992年にリタイアするまでは仕事に没頭し、多くのセレブの家やデザインのプロジェクトに携わった。その上、トルーマン副大統領の頃からクリントン大統領まで9名の大統領のために、ホワイトハウスでもインテリア・デザイナーとしても活躍した人物なのだ。

https://reveriesunderthesignofausten.files.wordpress.com/2015/05/youngyears.jpg

彼女は常に”違う”物を求め、世界中の様々な景色を見てきた。自宅には世界各国からアンティークのフリーマーケットで見つけた、安い商品からラグジュアリーな物までバラエティーに富んだアイテムで溢れている。

インテリア・デザイナーとしてリタイアした後も、彼女は白髪に大きな眼鏡をして、色鮮やかな衣装とジュエリーを合わせるスタイルは色褪せる事はなかった。そんな彼女は、2005年ニューヨークのメトロポリタン美術館のコスチュームインスティテュートでアイリスの衣装とジュエリーの展示会が開かれ、世界に彼女の名前が一気に広まったのだ。2014年には彼女自身のドキュメンタリー映画『IRIS』が公開。 (日本では2016年公開)2017年には、96歳で”最年長”のバービー人形が発表され話題に。

https://nypost.com/2018/03/15/style-icon-iris-apfel-is-now-a-barbie-doll/

アイリス流 楽しく年の重ね方

1-Don’t obsess over your age:

年齢は、数でしかない。あなたの実際の年よりどれだけ若く見せるかではなく、若くいたいなら、考え方を柔軟に持ち”若く考える”こと。

2-Style is not about spending money:

スタイルはどれだけお金を掛けるかでなく、自分が好きな物、着心地が良い自分らしくいれるスタイルを極めること。

3-Pick a partner who celebrates your successes

自分の成功をだれよりも喜んでくれるパートナーを見つけること。自分を高めてくれる人。

4-When something excites you, go for it

生きていれば、いつかどこかで面白い、ワクワクする事がある。それをやり続けること。

5-I’m not pretty, but it doesn’t matter. I have something better. I have style.

「あなたは可愛くはないけど、センスはある。」と言われた事があるというアイリスは、「私は綺麗じゃないけど、そんなの問題ではない。だって私にはもっと良いモノがある。私には自分のスタイルがあるの。」と学んで、とにかく働いたという彼女。

誰にでも強みと弱みがある。だからこそ自分の強みを理解する事は、人生をより楽しむために不可欠だ。

 

「私にはルールはなく、あれば破る。」というアイリスの、自由で自信に満ちた姿勢は、女性の鏡である。20

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