https://designtaxi.com/news/373698/Air-France-Reinvents-The-Inflight-Safety-Video-With-A-Delightfully-Charming-Spot/

ヨーロッパへの海外航空便の定番「エールフランス」。フランスのおしゃれなセンスで選ばれた豊富な機内映画やフランス料理の機内食などが人気で「エールフランス」はおしゃれだ、と言う定評がある。最近ではまた、まるでコマーシャルのような笑える演出を加えた機内安全ビデオが話題となった。「エールフランス」がおしゃれな理由とは何かを今回は特集してみたい。

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ヨーロッパで最大規模の航空会社

ヨーロッパで第1位の規模を持つフランスの航空会社「エールフランス」。日本へは羽田空港、成田空港、関西空港に毎日運行し、ヨーロッパ便のおなじみとして定着している。2009年からは、「AIRFRANCE」のブランドロゴ自体を、フランスの独自性や国際性を表す意図は残しつつ、より高品質を印象づけられるようにミニマルでデザイン性のあるものに変更している。

http://logonews.fr/2013/08/06/histoire-du-logo-air-france/

さすがフランス。デザイン性重視

さすがフランスの航空会社。「エールフランス」の機内は細部まできめ細かにデザイン性を重視されている。客室乗務員の制服はもちろん、おしゃれなプリント生地で作られたアイマスク、赤い縫い目をポイントにしたシートカバーなどサービスに含まれる全てのアイテムを念入りにデザインするこだわりを持っている。

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特に「エールフランス」の制服は1950年代から、「クリスチャン・ディオール」、「バレンシアガ」、「ジャン・パトゥ」、「ニナ・リッチ」、「ルイ・フェロー」と蒼々たるデザイナーメンバーたちが手がけて来た。現在はフランス人ファッションデザイナーの「クリスチャン・ラクロワ」が「エールフランス」のユニフォームデザインの担当をしている。

https://www.wonderslist.com/10-attractive-airlines-stewardess/

ちょっと笑えるおしゃれな機内安全ビデオ

世界のグローバル化に直に影響を受ける分野の一つである航空会社。テクノロジーの進歩と共に、現在は機内安全の説明を、一人一人の席についているビデオ画面で見ることができる。そんなニーズにもいち早くハイセンスなデザイン性取り入れた「エールフランス」。機内安全ビデオにまでもフランス流のユーモアが投入されている。

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ヨーロッパ最大級の航空会社と言われるあるだけさすが、プロモーションセンスも他とは全く異なる次元で考案されている。ビデオのスタイリングユーモア、ずらりと配列させた5人のファッションモデルような登場人物、まるでシアターの演技かのようなちょっと笑える振り付けがついた演出などと「ファッション大国」のフランスを強く印象づけられる。航空便の機内安全説明なのに、マリンチームを連想させられるボーダーラインのTシャツを用いたスタイリングも「旅」という連想からの新しいフランスユーモアが醸し出されている。

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機内安全のビデオは、現在ではどこの航空会社も投入している。長時間の飛行時間をよりリラックスして過ごしてもらえることを考えられて、すこし笑えるようにコミカルに作られていたり、真面目に緊急時の注意事項をより分かりやすく見せるため作られたりと、どこの航空会社もこの機内安全ビデオの構成は練りに練ったことが伝わってくる。そんな中「エールフランス」が注目した少し皮肉ったようなシアトリカルでファッショナブルというキーワードは、特にヨーロッパ文化を非常に象徴したキーワードだとも言える。

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カンヌ映画祭のノミネート作品も見ることだ可能、おしゃれな映画のセレクション

長時間のフライトなどで時間を充実して過ごすために考案されている航空会社の機内エンターテイメント。「エールフランス」の映画セレクションのセンスは他とはまた格別な違いを見せている。

特に、フランスはカンヌ国際映画祭など世界的に影響力のある国際映画祭などを毎年開催している国でも有名だ。フランスの航空会社は自国の映画産業も、もちろん見逃しはしなかった。アメリカのアカデミーアワードなど他の国際映画祭と比べるとインターネット視聴が少々難しいような、アメリカの商業映画とは一風変わったアーティスティックでセンスの良い映画がノミネートされる傾向が強いヨーロッパの国際映画祭。特にカンヌのセレクションは他と比べると自国のオリジナリティーと同時期の政治的理由を重視させた独特のセンスがある。「エールフランス」の機内エンターテイメントでは、まだ劇場に登場したばかりなどの最新映画や、昨年のカンヌ国際映画祭ノミネート作品なども視聴することが出来る。映画の先取りをフライト最中に出来るようで、何となく得をした気分にさせてくれる。

現在「エールフランス」の機内映画では、まだ日本の劇場に登場したばかりのアレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー映画「マックイーン:モードの反逆児」も視聴が可能である。フランスにおけるファッション産業の重大性が航空会社の映画のセレクションからでも伝わって来る。

 

海外へ行く飛行機のチケット代が随分安くなり、誰もが海外旅行へより行きやすいようになった現代社会。航空会社も新しいプロモーション戦略などと従来のサービス以上にデザイン性が問われて来る時代となった。ファッション大国の航空会社「エールフランス」。ハイセンスなデザイン性で次元を越えたサービスを提供を提案する「エールフランス」がおしゃれにこだわる理由は、自国のファッション産業にあったようだ。

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