RAF SIMONS(ラフシモンズ)や Carhartt WIP(カーハート)、アウェイクニューヨーク(AWAKE NY)など、旬のストリートブランドのキャンペーンを手がける、ハーレム出身の注目の新進フォトグラファーのJoshua Woods(ジョシュア・ウッズ)。 

自身のルーツとコミュニティを大事にしている彼の作品には、どれも重要なメッセージが隠されており、ストーリーがある。 ストリート界から今一番愛されているフォトグラファーであるジョシュアの魅力と、彼が写し出すストリートファッションの今に迫る。 

ストリートがルーツ、カルチャーを体現する圧倒的な存在感 

Joshua Woods(ジョシュア・ウッズ)は、現在32歳、ニューヨーク・ハーレム出身フォトグラファー、映画監督だ。 彼の写真の特徴と魅力は、ストリートファッションの今を切り取るようなリアル感だ。 人物のポートレートだけでなく、街の空気感をも一緒に写し出す彼の写真に魅せられる人少なくはない。 多民族、多文化のニューヨークから生まれたストリートカルチャーを体現するだけでなく、自身のルーツであるブラックカルチャーとの密接な繋がりを持つ彼の存在は、まさにストリートブランドが求めている人物像であるとオファーが絶えない。 

現在はニューヨークを拠点に、ロンドンなど世界中で活躍しているジョシュアだが、彼のキャリアスタートは、ストリートやファッションウィークを撮影するスナップフォトグラファーだった。 次第にファッションの仕事を通じ、言語や国籍、年齢を超えて人々が繋がっていく様子に魅せられていき、ファッション界での友人を増やしたジョシュアは周囲に認められる存在となっていった。 

カルチャーに紐づく、ファッションとの密接で親密な関係性  

冒頭に挙げたストリートブランド以外にも、過去にはAlexander Wang(アレキサンダー ワン)や DKNY(ダナ・キャラン・ニューヨーク)、カニエ・ウエストの YEEZY(イージー)などニューヨークブランドのキャンペーンやルックの撮影を務めジョシュア。 最近では彼自身のルーツにも関係するカルチャー色が強い写真を撮ることが話題となり、ストリートブランドからのオファーが絶えない。 カーハートとは先日、同ブランドが創刊した世界のサブカルチャー、アート、ファッション、ヒップホップ、スケートカルチャーに焦点を当てたマガジンにて、彼の家族や友人、身近な人物を撮影し、話題になったばかり。 

夜中にバイクに乗って撮影されたものから、寝室での静かな写真など、密接でリアルな写真たちは、彼自身のルーツを探り、写し出しているかのようだ。 これらは、ニューヨークのカルチャーが身近なジョシュアだからこそ撮影できたものであると、高い評価を得ている。 

また、過去には同じくニューヨーク・ブロンクスを拠点に活動する天才シェフ集団の Ghetto Gastro (ゲットー ガストロ)と AWAKE NY(アウェイク ニューヨーク)との旬なコラボのキャンペーンも撮影。 同プロジェクトを通し、黒人文化への敬意を表す運動への参加も果たしているなど、カルチャーに紐づくファッションとの関係性は密接だ。 

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In honor of Black History Month, we announce our collaboration with streetwear brand Awake NY on a capsule collection titled, “Food, Clothes, Shelter”. Featuring formative icons Stokely Carmichael and La Lupe, the small capsule collection aims to bring awareness to the unification and celebration of many forms of Blackness. A percentage of the proceeds from the sale of the collection will go towards charities in the South Bronx. The launch of the collection on Friday 02/22 will follow an all day event on Thursday 02/21 at La Morada restaurant in the South Bronx where Ghetto Gastro and Awake are teaming up to give away free burritos to the local community. 📸 : @joshuawoods Black is love, Love is light. #awakeny #ghettogastro #foodclothesshelter #bhm

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ニューヨーカーとして持って生まれた才能、自身のルーツ 

 自身のルーツに敬意を表しながら活躍する彼は、英DAZED(デイズド)のインタビューにて、ニューヨーカーについて以下のように語っている。 

 “I think every New Yorker has a hidden side to them, and an instinct that many people don’t have. You grow up learning so much in New York, especially when it comes to finessing your way in and out of situations. It becomes a hidden talent – you become a master at it.” 

「全てのニューヨーカーたちは彼らに隠された側面と、多くの人々が持っていない本能を持っているように思う。あなたはニューヨークで多くのことを学びながら育ち、それは隠された才能となり、支配者となる。」 

(DAZEDのインタビューより) 

また最近で、その才能を活かし、フォトグラファーとしてだけでなく、短編映画の監督も手がけているなど、マルチに活躍中のジョシュア。 過去には米The New Yorker(ニューヨーカー)のためのドキュメンタリーシリーズも手がけており、現在も2、3作品を制作中とのことで、発表が期待されている。 

カルチャーを体現する、今最も旬なフォトグラファーとして活躍が期待されるジョシュア・ウッズ。 彼の作品を通し、ストリートファッションの今を知るだけでなく、ニューヨークの空気感や歴史を知る機会を与えてくれる。 

フォトグラファー、映画監督と、活躍の幅を広げるジョシュアの今後の活動から、ますます目が離せなさそうだ。 

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