https://www.getthegloss.com/article/the-real-deal-on-j-beauty-according-to-a-japanese-makeup-artist

 

あのSK-IIが、渡辺直美とイギリスのコメディアン、ジェームズ・コーデン、中国の女優タン・ウェイ、そして音楽界のジョン・レジェンドを新たにブランド・アンバサダーとして紹介した。

化粧品の宣伝と驚いた人も多いと思うが、”世界をターゲット”としたマーケティングが始まった。

その上、先日アメリカのファッション・デザイナーであるトリーバーチが、資生堂とビューティー・ラインのライセンス契約を発表した。

契約は2020年1月1日から、資生堂が誇るグローバルなプラットファームとリソースを提供する事で、トリーバーチのビューティー・ラインを強化する狙いだという。

近年日本企業による、AIや人口皮脂などのテック企業買収の動きもあり、資生堂は2017年12ものスキンケア特許を取得している。

それもあって資生堂を始め質の高い日本の化粧品が、今アジアだけでなく欧米でもメディアに頻繁に取り扱われ、J-Beautyへの関心が一層高まっている。

https://www.fashionsnap.com/article/sk2-pmc/

 

コンマリ・メソッドでスキンケアまでミニマリストへ

 

実は「人生がときめく片付けの方法」で世界に名を残した近藤麻理恵さんもこのJ-Beautyブームを引き起こしている理由の一つだという。

ネットフリックスで彼女の番組が大ヒットし、spark joy(ときめき)メソッドを使って片付ける事を

「Marie Kondo-ing」という英語まで誕生したほど。

spark joy(ときめき)を感じるモノだけ残し、あとは処分して気軽になる事でもっと人生をシンプルに輝かせるというメソッド。

欧米では彼女の片付け方法、考え方、日本の美意識が、J-Beautyのスキンケアも繋がっていると分析されている。

スキンケアはJ-Beautyで質の高いモノを使用して、本当に必要な最低限にする事が人気の秘訣のようだ。

 

https://www.getthegloss.com/news/the-konmari-method-10-top-organisational-hacks-from-marie-kondo

よく比べられるJ-Beauty と K-Beautyの違いとは?

 

J-Beautyが取り上げられる際、よく比較される世界でもいまだに人気がある韓国の美容K-Beauty。

典型的な韓国の女性は、美容に2倍近くの時間やお金を費やしていると言われるほど。

K-Beautyの特徴は、見た目の完璧さを重視するために、10ステップのスキンケアが主流。

美容液やマスクは顔の部分で使い分ける、トレンドに敏感でとにかく種類が多く、J-Beautyに比べてインスタ映えが良く値段は比較的安い。

一方基本的にJ-Beautyのスキンケアは、1-クレンジング、2-化粧水、3-美容液、4-乳液(クリーム)の4ステップとシンプルだ。

歴史あるブランドが、長年培った技術と豆腐やはちみつ、日本酒などオーガニックをベースとして、完璧というより、上質でより自然な方法で肌に潤いを与える商品が多い。

日本の美肌づくりは、何より食べ物(内側からの努力)とシンプルなスキンケア(外側)が基本となる。

J&K-Beautyは、マーケティング方法も異なっている。

韓国はより完璧な美を求め、広告にも若いモデルの起用が目立つのに対し、日本は一つのブランドが幅広い年齢層のモデルを起用している点も、共感が持て支持を集めている。

そんな”ありのままの美”を讃える日本のマーケティング戦略や美意識、ナチュラルでシンプルな4ステップのスキンケアこそ今世界で支持され始めている。

https://glenncorp.com/leverage-the-power-of-asian-inspired-beauty-to-shape-your-brand-today/

中国市場でJ-Beautyの広がり

 

今世界で売れるためには、中国の消費者からの支持は絶対に外せない。

NYが拠点のリサーチ会社L2が、2018年に発表した2017年の最終四半期、韓国の大手化粧品アモーレパシフィックの中国での売り上げが2016年と比べ76%に減少したという。

一方中国最大の人気ECアプリREDでは、資生堂、SK-II、ポーラ、DHC、ファンケル、Dr.シーラボなど日本ブランドが売り上げを伸ばしている。

中国では特に”ラグジュアリースキンケア”が急成長していて、日本の高品質で信頼性のある資生堂やSK-IIの様な高級化粧品の需要が高いようだ。

世界中でミニマリストが広がる中、日本の禅、コンマリ・メソッド、美意識など小さい島国である日本で生まれた商品や考え方が、今世界に与える影響は想像以上に大きいのだ。

https://jingdaily.com/j-beauty-dethroning-k-beauty-china/