韓国・ソウルをベースに活動する人気イラストレーター、グラフィックアーティストのsambypen(サムバイペン)。アートをユーモラスに解釈し、オリジナリティ溢れる作品に作り上げることに定評がある実力派だ。 

また、アート活動だけでなく、これまでにファッションブランドやヒップホップアーティストとコラボしていることでも知られ、最近ではXLARGE(エクストララージ)とコラボしたアイテムが日本でも発売されたばかり。また現在ソウルでは5目となる個展を開催中と、その人気と実力本物だ。 

今知っておくべき、ソウルが誇る実力派アーティストの正体とその魅力とは? 

カルチャームーヴメントに影響された、一人のヤングアーティスト 

Sambypen(サム・バイ・ペンは、韓国出身、現在はソウルを拠点に活動するイラストレーターとして活動する、ヤングアーティスト。高校時代をアメリカのポートランドで過ごした後、ニューヨークのパーソンズ美術大学にてファッションを学んだ、インターナショナルな経歴を持つ。 

兵役を終えた頃、人々が新しいカルチャームーヴメントを築き始めていることに気づき、影響されたことがアート活動を本格的に始めるきっかけになったというサム。 

彼のアートの特徴は、誰もが目にしたことのあるキャラクターやロゴを、パロディ化し、ユーモラスにオリジナリティ溢れる作品に仕上げることだ。また木材を用いた立体的な手法も取り入れており、今にも動き出しそうな躍動感あふれるポップさも魅力となっている。 

その中でも有名な作品は、ミシュランのキャラクターBibendum(ビバンダム)を用いたもの。最初の個展でビバンダムをモチーフにしたアートを公開した所、ソウルの若者たちの間で話題となり、人気に火がついた。 

クリスマスの時期には東大門の有名ショッピングセンターDOOTAに巨大オブジェが展示されるなど、今やストリートを超えて多くの人々に受け入れられている。 

ストリートシーンから愛される記憶に残るアーティスト 

親しみやすさがありながらもインパクトのあるヒップな彼の作品たちは、アート業界にとどまらず、ファッションや音楽など全てのカルチャーシーンにおいて賞賛を得た。 

過去にはNike(ナイキ)、FILA(フィラ)などのスポーツブランドの他、最近では XLARGE(エクストララージ)やソウルのローカルショップなどストリートブランドとのコラボも増えている。また、韓国の人気アイドルグループNCTとコラボしたグッズデザイン、 Harper’s BAZAAR Korea誌の表紙デザインを手がけるなど、ラブコールは絶えない。 

以前、韓国のオンラインチャンネルTHE ICON TVのインタビューにて、「記憶に残るアーティストになりたい」と照れくさそうに語っていたサム。 

アート、ファッション、音楽とボーダレスに愛される彼の知名度と人気は、とどまることを知らず、現在も上昇中だ。 

ソウルのストリートシーンから誕生した一人のヤングアーティスト、サム・バイ・ペン 

現在5度目となる個展がソウルのロッテデパートメントストアで10月27日まで開催中。今注目のヤングアーティストの感性に触れる、良い機会となりそうなので是非おすすめしたい。