https://mixmag.net/read/peggy-gou-is-launching-her-own-music-label-and-fashion-line-news/

2018年のフジロックにも出演し、日本でも話題の韓国人DJペギー・グー。

韓国インチョン生まれで、14歳の頃に両親の進めでロンドンの学校へ転校し、そのままロンドンのファッション・カレッジに入学。学生時代にロンドンの有名クラブの一つ、Cirque le Soirでの夜遊びから、徐々に音楽の魅力にハマっていった。その後音楽の道に進もうと決心した彼女は、ロンドンの音楽学校からビザが許可されず、2014年にドイツのベルリンに拠点を移し、テクノ・ミュージックに出会う。

元々音楽が好きな両親とピアニストの兄を持ち、クラシックからヒップホップなどジャンルに囚われず、韓国という自身のバックグラウンドまでミックスする音楽を作り出すのが、DJペギー・グーの人気の秘訣だ。

彼女は当時の心境を「両親はDJにはなって欲しくなかったと思う」と語りながらも、彼女のやりたいことに向かって突き進んだ。

https://www.scmp.com/magazines/style/people-events/article/3013391/korean-dj-peggy-gou-spins-tracks-montblancs-travel

彼女は音楽の世界でネットワークを広げファンを増やし、2016年にはなんとEP(合計演奏時間が30分以下のアルバム)を4枚もリリースしている。忙しい時は、1日に4都市を周り4公演をこなす多忙ぶりで、知名度が上がりファッション・アイコンとしても注目される様になった。

2017年にロンドンで「オフホワイト×マイテレサ」のパーティーに出席した際、最高経営責任者であるヴァージル・アブローの目にとまり、ファッション界からのオファーを貰うこととなる。

ルイヴィトンなどのハイエンドからNIKEなどのストリート・ファッション・ブランドとも仕事をして経験を積み、今度はデザイナー・ペギー・グーとしてデビューを果たした。

https://wwd.com/fashion-news/fashion-scoops/virgil-abloh-turns-out-for-peggy-gous-label-launch-1203060215/

自身のストリート・ウェア・ライン KIRIN by Peggy Gou

ブランドのオファーがあった時、彼女は自分の洋服のスタイリングは好きだけど、他の人のスタイリングには自信がなく悩んだと話す。しかし、ファッションは昔から好きで学校も通った経験を生かす時だと感じたという。

ブランド名は、『KIRIN(キリン)』日本語と韓国語共通で、動物のキリンから名付けたと言うから親近感がある。彼女は音楽にもファッションにも、ハイエンドからストリートの要素も取り入れたデザインで、コンセプトを一つに絞らない、彼女の自由さとクリエイティブなテーストが面白く交わっている。

ヴァージル・アブローは、『KIRIN(キリン)』の初イベントにも駆けつけ、ペギーは「アブローはすごく協力してくれ、沢山を学んだ。」とも話している。

https://www.nubian-ave.com/?mode=cate&cbid=2544645&csid=0&sort=n

「”アジア人女性”のDJ」という肩書きが大嫌い

彼女は、「アジア人女性のDJ」と肩書きを付けられ取材されることが大嫌いで、自分自身を「DJペギー・グー」として見て欲しいと言う。

そういった彼女の考え方や、「成功するためには、ジャンルを一つに絞る」と言った堅苦しい考えは持たずに、クラブで彼女の曲を聞くと、「全て忘れて、ただ今を楽しもう」と言う気持ちにさせたいと話す。

彼女の美しさに惹かれるファンも多いが、彼女の低く落ち着いたトーンの声で英語と韓国語をミックスした曲には、韓国語の部分が魔法の言葉に聞こえるほど、カッコいいし新鮮だ。

少女時代や可愛いイメージが大きい韓国語の響だが、彼女の曲を聞くと同じ韓国語が全く違う感覚を与えてくれる。音楽のカッコ良さから、若者のファッション・アイコンとして、彼女のメイクのポイントであるボビーブラウンのアイライナーや好きなブランドのACNE STUDIOS(アクネ)を参考にするファンも多い。

彼女はデザイナーとしてデビューを飾ったが、今後はDJもデザイナーも彼女が好きなことは全て続けていくと言う、自由でカッコ良いペギーの活躍に目が離せない。