https://www.instagram.com/p/B1nClBbhTIF/?utm_source=ig_web_copy_link

アジアのアップカミングなファッションブランドを紹介する連載企画「MADE IN ASIA」

第三回の今回ご紹介するのは、韓国発のブランド、「VIVASTUDIO」(ビバストゥディオ)

“Corporate Rock and Roll(コーポレートロッケンロール)”というスローガンで2008年に設立されたVIVASTUDIO。モードにもカジュアルにも着れるフィット感や生地感などのシルエット重視でありながら、その豊富なカラリーリングも特徴的な新進気鋭のブランドだ。毎シーズン洗練されたデザインと良質さにこだわったそのアイテムは、韓国はもちろん、海外にも数多いファンを持ち、男女問わず注目を集めている。ブランド設立からのメインコンセプトは維持しつつ、時代が求めいているものを取り入れながらアイデンティティを確立してきた同ブランドは、長く着続けられる服を提案している。ディレクターはYoung Min Lee氏。

View this post on Instagram

청학동

A post shared by Young Min Lee (@youngminn_lee) on

落ち着き

韓国・ソウルファッションウィークは19周年。東京コレクションには30年以上の歴史があり、パリコレクションの起源に至ってはプレタポルテがファッションの奔流となった1970年代にまでさかのぼる。総じて言うと19年の歴史があるとはいえ、韓国のファッションシーンはまだまだ若い。韓国が誇る世界的ブランドを問われたとしても、なかなか名前を挙げるのが難しい。しかし先人がいないというのは、権威を持つのは難しいが、色が付かないという良さがある。日本人デザイナーブランドの紹介の際に、ギャルソン出身、ヨウジ出身というネームバリューを持ってシーンに出てくると、必然的にそういったフィルターを通して評価されてしまう。韓国のファッションシーンには少なくともそこに生じる弊害がないのだ。

歴史はないが、ファッションを推進していくだけの基盤とエネルギーは揃っていた韓国の熱量が解放されたのは、まさに昨今のラグジュアリーストリートブームである。その余りある爆発的な創造性を解放した結果、突飛なアイデアを採用したアイテムが多数展開され、韓国のファッションシーンが多いに注目を集めることとなった。ADER ErrorやMORE THAN DOPEなどはまさにその代表例と言っていいだろう。その中でVIVASTUDIOはいい意味で老成している。とにかく落ち着きがあるのだ。その魅力を探っていこう。

VIVASTUDIOのブランド価値

VIVASTUDIOがZOZOTOWNでの販売を通じて日本での本格的な流通を始めたのは2019年6月ごろ。大変注目も高かったためか、様々なファッション系の媒体で扱われ話題となった。そのZOZOTOWNのランキングの売れ筋上位アイテムを閲覧したことはあるだろうか。グラフィック等は少なめ、無地で地味な配色のアイテムがどのカテゴリーにおいても売れていることがわかる。これはファストファッションの代表格、ユニクロが自社で生産するアパレルを”ライフウェア”であると語るように、ファッションに自己表現を込める思想が薄れていることを意味する。

ではそのシンプルを選ぶ際の最低基準とは何か。ロゴやブランドに対する信頼感がその一つにあげられる。胸のワンポイントのブランド価値を頼りに、選ぶのだ。実際スタッフコートと称して、本来コレクションの際にブランドスタッフのみが識別のために着用するブランドロゴだけが入ったアイテムをハイブランドも販売しており、街中で見かけることも多い。ハイブランド並みの力があるかと言われば、即座に頷くことはできないが、シンプルなロゴTがしっかりと売れるのは、自分たちのブランド価値を知り得ているからこそ。ロゴ一つ、胸元(もしくは背中)に配置したスウェットの”強さ”を前面に打ち出せるのだ。

商業的ロッケンロール

ブランドスローガンである”Corporate Rock & Roll”。まずブランドスローガンを直訳すると”商業的ロッケンロール”といったところか。ブランドとしてはVIVASTUDIO、VIVASTUDIOのデニムライン・Parts(パーツ)、KIRSH(キルシー)、PAVEMENT(ペイヴメント)、Dessert(デザート)など多数ブランドを広げている。また上記のブランドを扱うPAVEMENT Storeを韓国内に2店舗構えるなど、スローガン通り、しっかりと販売にも注力している精力的なデザイナーである。

Recommend

2019年秋冬のコレクションから一部アイテムをご紹介。

https://www.sixty-percent.com/collections/vivastudio/products/new-binaural-crewneck-ia-beige

ニューバイノーラルクルーネック ベージュ

https://www.sixty-percent.com/collections/vivastudio/products/binaural-hoodie-ia-black

バイノーラルフーディー ブラック

https://www.sixty-percent.com/collections/vivastudio/products/binaural-crewneck-ia-pale-blue

バイノウラルクルーネック ペールブルー

上記でも述べたようにブランド価値に裏打ちされた、シンプルなロゴオンリーの着やすいアイテムが並ぶ。一つ持っているだけで、だるさの中にある品の体現となるこれらのアイテムは重宝すること間違い無し。豊富なカラー展開も魅力の一つなのでチェックしてみて欲しい。そして韓国に行った際には是非、店舗に遊びに行ってみてはいかがだろうか。

アジアのストリートブランドを集約した世界初のオンラインセレクトストア「SIXTY PERCENT」にて多数取り扱い中だ。

VIVASTUDIO公式サイト

VIVASTUDIO(ビバストゥディオ)