【21Questions】異彩を放つバイヤー、Mainaの繰り出すニュースタイルとは

今回は、バイヤー、Mainaさんへ聞いた21の質問をご紹介。異文化を持ち合わせ日本人離れしたスタイルに、彼女の繰り出すニュースタイルとバイイングのテクニックとは。

Q1:お名前を教えて下さい。

Maina

Q2:何歳ですか?

25歳です。

Q3:普段は何をしていますか?

原宿のvintage shop【Banny】と【PIN NAP】でバイヤーをしています。ですが、バイイングだけではなく、実際に店頭にも立ちますし、ディスプレイやもちろん掃除だってしますよ(笑)ストアのディレクションに関わる全ての業務に、マルチに携わっています。

Q4:バイヤーの道へ進んだきっかけを教えてください。

大学時代、当時のPIN NAPのオーナーにスカウトしていただき、アルバイトとしてスタッフになりました。別の進路を考えていた為、大学在学中は就職活動をしていたんです。ですが、PIN NAPでの小物やコスメ等のバイイングの手伝いをする中で、自分のセレクトしたアイテムが店頭に並び、原宿の街でお客様に手に取っていただくこと喜びを感じました。さらに、それがトレンドになっていくのを目の当りにする、その感覚が刺激的で 「これを仕事にし続けたい!」と思ったのが、今の道に進んだきっかけです。

Q5:それぞれのショップの魅力を教えてください。

【PIN NAP】は、80~00’sのHIP-HOPカルチャーをベースに、当時のリアルなヴィンテージアイテムを手に取れることが何と言っても魅力です。店頭に立つスタッフも、ファッションはもちろんのこと音楽やダンスに深く関わっている為、個々に面白い話も聞けると思います。【Banny】はまだオープンして間もないので、ご存じない方も多いと思いますが…実は私がディレクションする「メンズ」ストアなんです。
90~00’sのヴィンテージアイテムを中心に、私が面白いと思ったアートやカルチャーをミックスしてNEW STYLEを提案しています。洋服だけでなく、生活に「楽しい」をプラスできる何かを発見できるのがBannyの魅力ですね。

 

             Bannyのグランドオープニングで

Q6:バイヤーをするに当たって、主にどういった国から買い付けをしていますか?

アメリカ、ロサンゼルスが主です。

Q7:買い付けのポイントとは?

トレンドに敏感でいること(それをいかに早くキャッチできるか)は必要不可欠だと思います。しかしながら、私が大事にしているのは、他の誰も目を向けないところに目を向けること。それをいつも意識しています。

Q8:海外のファッションを実際に見てどう思いますか?

自由。誰かの目を気にしたり、誰かの為に着飾ったり、という感覚ではなく「自分が着たいものを着る」という表れが強いですね。特におしゃれを楽しんでいる人は、日本よりも思い切って楽しんでいる人が多いように感じます。

Q9:原宿というファッションの競争世界でバイヤーとしてご活躍していますが、どのような戦略がありますか?

戦略は…特にありません(笑)強いていうのであれば、笑顔でいることでしょうか。

Q10:このお仕事をしてきて、自分の中で変化や新しい発見とは何でしたか?

こう見えて人見知りなのですが、自分が表に出ることが多くなったので、積極的になったように感じます。特にBannyが出来てからの約1年は、今までの自分とはまるで違うジャンルとの交流が多くなりました。メンズストアなので、メンズが好きそうなものを勉強したり実践しているうちに、自分の世界も広がりました。とっても楽しい!もっと世界を広げる為に、今は英語の勉強中です。

 

               買い付け先でwillowと

Q11:Mainaさんにとって「バイヤー」とは?

トレンドをつくる、「ストアの心臓」のようなもの。

Q12:アメリカには、どういった魅力がありますか?実際に行ってみた感想を教えてください。

様々な人種や文化が混在する国なので、行くたびに新たなカルチャーとの出会いや発見があります。また、他人を見た目や性別で判断することが少なく、フレンドリーな人が多いです。アートやファッションに生きる人には、とても刺激的で表現がフリーダムな場所だと思います。

Q13:現地でのお気に入りの場所はありますか?

LAなら【ベニスビーチ】。スケートボードはもちろん、ローラースケートやダンスバトル…。たくさんの人が海沿いで、思い思いに趣味を楽しんでいます。見ているだけで楽しい!また、すぐ近くアボットキニーにあるオーガニックアイスクリームショップ【salt&straw】はどのフレーバーも超おすすめ!

Q14:現在の日本のファッションをどのように思いますか?

2~3年前に比べて、おしゃれに積極的な若者が増えたと思います。けれど、まだまだもっと自分らしく楽しんでほしいですね。年齢性別関係なく、もっと自由に「人の目を気にせず」自分が心地よく楽しんでくれればなぁ、と思います。

Q15:Mainaさんのファッションスタイルについて教えてください。

90-00’s likeのスポーティなテイストに、sexyなスパイスをミックスさせるのが私の定番です。スニーカーが大好きなので、足元にもこだわります。音楽やアートなども含め、自分のパーソナリティがファッションにも現れるようなスタイルが、心地いいですね。ルーツは母。母が古着が大好きなので、小さな頃から自然とファッションに親しんできました。1番身近にいた母が、90-00年代にリアルにファッションを楽しんでいた影響は大きいです。

                 ひとり旅のNYで

 

Q16:現在のヘアスタイルについてのこだわりを教えてください。

ここ1年間は、ずっとオレンジヘアでしたが気分転換でピンクに。最近は服がボーイッシュなので、明るいヘアカラーとスーパーロングで、キャラクターを表現しています。

Q17:とてもオシャレなMainaさんですが、「PINNAP」「Banny」以外でも普段はどういったところでファッションアイテムを買っていますか?

古着は昔から大好きなので、自分にぴったりのアイテムを探す為に、たくさんの古着屋を見て回ります。あとは海外のオンラインで、気になっているスモールブランドを購入することが多いです。

Q18:SMS(インスタグラムなど)で注目している人はいますか?

@rayreeg彼のイラストはいつもカラフルでsexy。アートや音楽からインスピレーションを受けることが多いので。それから、【@slickwoods自身の個性を理解して、スタイリングにパーフェクトに反映させているところは見習いたい!坊主頭なのにとってもチャーミングで、どこか女性らしさも兼ね備えている。彼女にしか表現できない世界が魅力です。

 

        ASAP ROCKYは日本に来ると、お店に遊びにきてくれます

Q19:好きな音楽はありますか?

最近は【THE INTERNET】のSydのスウィートな声がお気に入りで、ソロアルバムの【Fin】を聴いています。また、LAで活動するアーティスト、【Ella Mai】も最近のお気に入り。ft. Ty Dolla $ignの【She don’t】は特に◎。夏に来日する【Kehlani】もヘビロテ中。

Q20:お気に入りの香りはありますか?

バニラやココナッツの甘い香りが好きです。フレグランスはLUSHの【Vanillary】を愛用しています。男の子がつけていたら嬉しいのは、【COMME DES GARCONS Wonderwood】と【LELABO SANTAL33】!

Q21:最後に、Mainaさんのライフスタイルを通してメッセージをお願いします。

音楽やアートはもちろんですが、自分の知らない地で異文化に触れることで、自分になかった感覚が生まれました。知らないコミュニティに飛び込んでいく「ちょっとの勇気」を持てば、きっと素晴らしい出会いや発見が待っています。ファッション業界で働いていますが、服の表面的な部分だけでなく、それに込められた想いや背景を探求することで、ファッションに留まらず、たくさんの出会いがあります。今仲良くしている友人も、本当に色んなジャンルの子がいて、その繋がりから面白いプロジェクトを計画したり…。これからもBannyやPIN NAPから、ファッションを通して様々なカルチャーや新しい「楽しい」を発信していきたいです。

 

異文化が瞬時に混ざり合う東京の街に、常に現地の空気と共に一味も二味も違ったファッションを届けてくれる最高のバイヤー。まさに好きこそ才能だ。自分の居場所を見つけるには、たった少しの勇気と好奇心だけでもいい。それはファッションにおいてもきっとそう。そんなMainaさんが伝える新感覚なファッションは、我々を常に楽しませてくれる。

MainaさんのInstagram:@mainaiimura

Banny:@banny_store

PIN NAP:@pinnap_tokyo

 

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