今回は、アーティスト、オリバ 江戸さんへ聞いた21の質問をご紹介。
オンラインブティック「SSENSE」にてスタイリストとして働く傍、被写体の内面の美しさを最大に引き出すフォトグラファーとしてもキャリアを積んでいる。そんな多彩なオリバさんの素顔に迫る。
Q 1.お名前を教えて下さい。
A、オリバ 江戸(Edo Oliver)
Q 2.何歳ですか?
A、23
Q 3.普段は何をしていますか?
A、スタイリスト、フォトグラファー、ダンサーをしています。
Q 4.スタイリスト、フォトグラファー、ダンサーとしてご活躍していますが、まず初めに写真と出会ったきっかけは何でしたか?
Q 5.写真を通してどういったメッセージを伝えていますか?
A、ちょっとした幻想感のある超現実的な世界を創造することですが、同時に被写体の持っている内面(本当の)の感情を最大に引き出すこと。
Q 6.どのようにフォトグラファーとして技術を身につけましたか?
A、何度も試したり失敗したけど、その度、僕の友人にアドバイスをもらいながら身につけました。
Q 7.レンズを通して目の前の人物を映し出していきますが、実際は自分自身と相手とのダイレクトなやりとりになりますよね。そういった部分では、相手との距離感とはどういったことなのでしょうか?
Q 8.オリバさんの写真は女性の美しさが溢れ出ていますね。オリバさんにとってその「女性の美しさ」とは何でしょうか?
A、僕にとっての「女性の美しさ」は2つの意味があります。一つは、どのように服を着こなし、ふるまい、自分自身を扱っているかという彼女たちの意識。男女ともに「女性らしさ」を楽しむことができたら楽しいと思います。もう一つは、女性の感情は言葉で表すのではなくても、感じ取ることができる。
A、それは、おそらく友人のNikoを撮影した時だと思います。この撮影の時初めて、僕は写真の仕事を続けるべきだと感じました。最初は、自分が見えるもの全てを撮影していたけど、この頃にはもう他の友人がアシストしてくれたり、実際に撮影用の小道具やコンセプトを持っていました。その時僕たちは3人で、撮影のために東京のビルの屋上にある廃墟されたプールに忍び込まなければならなかったんです。
Q 10.モントリオールで行われた雑誌とのコラボレーションの写真展について教えてください。
A、モントリオールを中心に世界中のアーティストたちを紹介する、【AYE Mag】という雑誌とのコラボレーションでした。彼らを通して、僕はフィルム写真のみに絞って自分の写真を展示しました。
A、個展するにあたって気づいたことがあるのですが、多くの人は一度に大量の写真を発表する。でも、それだと見る側がどこを見たら良いか分からなくなりモザイクを見ているような感覚に陥ってしまう。だから僕は、写真展というより見てる人が写真の中にいるような気持ちになるよう、より大きめなフォーマットの写真を数枚のみ置くことで、より親密なものにしようと思いました。
Q 12.今後、写真展を開く予定も視野に入れていますか?
Q 13.現在、【SSENNSE】にてスタイリストとしてもご活躍していますね。
Q 15.個人でスタイリングする際には、また違ったスタイルで行っているとお聞きしましたが、どういったこだわりを持っていますか?
Q 17.スタイリストとしてご活躍することもあり、ファッションセンスにもかなりずば抜けていますよね。
Q 18.現在のファッション界で注目している人物はいますか?
Q 19.現在のファッションをどのように見ていますか?
Q 20.今後どういったことに挑戦していきたいですか?
Q 21.最後に、オリバさんのライフスタイルを通してメッセージをお願いします。
彼の撮る写真やスタイリングは、何とも透明感溢れる繊細な表現をしている。それはきっと終わらない「美」への追求なのかもしれない。そして、これまでジャンル問わず築き上げてきた人脈の数々からインスピレーションを受けて洗練されたそのスタイル。そんなオリバさんは長年プロのダンサーとしても働いていた。自分を作り上げてきた大部分であるダンスという表現の世界から繊細な感覚を活かしている。
オリバさんのInstagram @yumeboi