世界に飛び出し、厳しい環境の中で自身のクリエイションに情熱を注ぐ日本人クリエイターを紹介する企画『世界で活躍する日本人』。

今回ご紹介するのはinstagramフォロワー5万人越えのロンドンで活躍する美容師のYU-KIさんにお話を伺った。

 

YU-KI (ユウキ)
福岡県出身。美容専門学校を卒業した後、福岡県にあるヘアサロンにて10年勤務。その後、渡英を決意。現在はサロンワークをメインにロンドンコレクションでヘアスタイリングなども手がける。
【公式instagramアカウント】 @yu_ki96 https://www.instagram.com/yu_ki96/

 

ーーいつからロンドンで活動されていますか?

2016年2月からなので、移住して約1年になります。

ーーなぜ日本ではなくロンドンに?

30歳という自分のなかでの大きな節目で環境を変えたかったんです。

27歳ぐらいから国内・国外問わず自分がいるスペース以外のところに旅行へ行くようになって、「もっといろいろ見たいな、日本だけじゃ面白くないな」と思ったのが単純な理由かな。

行くなら英語圏で都会っていうのが絶対条件で、正直ニューヨークと迷っていました。

でもロンドンの歴史的な雰囲気がすごく気に入っていたのと、仕事をするならやっぱりロンドンかなと思ったので。

ーーロンドンで生活して苦労したことはありますか?
 
英語。言葉が通じればもっと楽しめるのにって思うことはたくさんあります。

それ以外は特にないけど、強いて言えば……お風呂に浸かる文化がないことぐらいかな(笑)

ーー日本人にとってお風呂は大切ですよね!他にも日本との違いはどう感じますか?

全部違う。コスモポリタンな都市だから言語はもちろん、国籍や考え方が全然日本とは違いますね。

ひとりひとりが個性的ですごく面白いです。

ーーみんな独自のスタイルを持ってますよね。それ以外にもロンドンの魅力はなんだと思いますか?

こんなに大都会なのに大きな公園がたくさんあって自然が身近にあることかな。

ヨーロッパもすごく近いので、気軽に旅行に行きやすいのは魅力だと思います!

 


ーー特に印象深かったお仕事はありますか?

LONDON FASHION WEEKでしたショーの仕事ですかね。

ーー普段のサロンワークとショーでのお仕事の違いはなんですか?

リアル感。ショーでの仕事は、目の前で作り上げたヘアスタイルが数分後にはメディアを通して世界へと瞬時に発信されます。

あと、デザイナーをはじめ多くのクリエイターによって作り上げられた世界観を共有して、そしてそのショーが成功したときは本当に感動しますね。

 

 

 
ーー今後はどういった仕事に挑戦していきたいですか?

 今後も美容師としてサロンワークをメインに活動できればと考えています。

サロンワークのほうが自分の好きなスタイルを創れるし、いろいろと提案もできるので。

でも経験としてこれからもショーの仕事は続けたいと思っています。

ーーお客さんの YU-KIさんへの信頼感は絶大ですよね!福岡で担当していたお客さんと離れてしまうことにはためらいはありましたか?

正直、不安しかありませんでした。

でも不安よりも行かないで後悔するほうが怖かったので挑戦する選択肢しかなかったです。

ときどき、担当していたお客さんが髪型を変えた写真をinstagramでアップしたのを見つけると、「私の方がもっと可愛くしてあげられるのに〜」ってもどかしい気持ちになったりします(笑)

 

#YUUKIxSTYLE#makesaki#photobykumamoto

Yu-kiさん(@yu_ki96)が投稿した写真 –

ーー日本に帰るご予定はありますか?

できればロンドンに残ってこのまま活動したいところなんだけど、ビザの問題もあるし帰国しなきゃいけなくなると思います。

ーー憧れの人や影響を受けた人はいますか?

昔から外国人になりたいっていう願望があって、5〜6年前から髪の色をハイトーンにしています(笑)

あとけっこう好きなことをしている友人たちが周りに多いので彼女たちからもすごく影響を受けているかな。

 

ーー毎日楽しそうなお写真ばかりですよね!心がけていることなどはありますか?

常により自分が楽しめるほうを選択するようにしています。

あとロンドンへ来てからは、健康のためにも体により良いものを取り入れるように気をつけていますね。

ーーこれからロンドンを目指す若手クリエイターに対して一言。

考えるより、行動あるのみ!

 

 YU-KI氏の創るキュートなヘアスタイルとは違って、すごく気さくでサバサバとした明るいキャラクターとのギャップに驚いたのと同時に、なぜ多くの人びとに支持されているのかが取材を通して感じられた。自分の信念を貫き、常にポジティブマインドな彼女の姿勢に多く見習わなきゃいけない点があるのではないだろうか。