Dries Van Noten(ドリス・ヴァン・ノッテン)が1月19日ショーを開催した。

90年代に2度使用したことのある、ヴェルサイユ宮殿近くの高架下駐車場を今季の会場に選んだ。

会場もコレクションも、今季は過去のリバイバルが基盤となる。しかしそれは過去の栄光を讃えるものではなく、未来に進んでいくために必要なものと不要なものを取捨選択しているイメージだ。

ファーストルックを飾ったのは、角ばったショルダーにピークドラペルがデフォルメされたジャケットに、デニムとチェルシーブーツ。シンプルでベーシックなスタイルながらも、ブランドが培ってきたテイラリングも技を感じられる。

序盤は大きめのシルエットでマスキュリンな雰囲気漂うが、中盤にかけてドロップしたショルダーのニットやプルオーバーといった丸みを帯びた中性的なシルエットも対比するように登場。

ネイビーのコートに花の刺繍が施され、オリエンタルで奥深い美が香り立つようなアイテムは最も目が引いた。

メンズ服の概念を再定義しつつ、時代に合わせて柔軟に新しいアイディアを取り入れているDries Van Noten。

創設30年を迎えるも新鮮さを失わずクリエーションを高め続け、パリコレを牽引するブランドの一つをしてさらに磨きがかかっていることを明確にしたコレクションとなった。

Dries Van Noten