Lanvin(ランバン)が1月21日ショーを開催した。ファーストルックで現れたマフラーに編まれた”NOTHING”が今季のキーワード。

コラボレーション、プリント、アート、ヴィンテージ、装飾など特別なものは何もない。ただ、Lanvinが得意とするカッティングやシルエット、バランスの良さを再度提示するかのように、べーシックでリアルな日常着で仕上げた。

序盤はウールコートやボンバージャケット、ポンチョ風のマントコートなどややクラシカル。オーバーサイズのチェックシャツをべースにクロップドニットやニットベスト、プルオーバーを合わせたルックは同ブランドが生み出した美しいラックスシルエットで構成された。

ナイロン素材のプルオーバーやマウンテンジャケットなどスポーティなアイテムも。終盤に登場した大きめのトグルを用いたオーバーサイズのダッフルコートは丸みを帯びたユニークなシルエットだった。

特筆すべきアイテムはないかもしれないが、逆に全てのアイテムに意味があり、全てのディテールにこだわりを感じる。何もなくて、全てがあるのだ。

それは、普遍的に愛され続けるLanvinの魅力の一つでもある。

Lanvin