フランスの高級ファッッションブランド、Hermès (エルメス)が、自社の上半期売り上げ営業利益率が34.3%と記録的に上昇したと発表した。営業利益は13%と記録的に上昇、約9億3千万ユーロと高水準の売上を取り戻した。

エルメス最高責任者のAxel Dumas(アクセル・デュマ)によると、このユーロ高の傾向は上期は、一時的に有利に作用したが、通期では、マイナスな影響を及ぼすことも考えうるため、この変動しやすい環境には用心しているそうだ。

高級ブランド産業は近年の中国経済の後退と、度重なるテロ攻撃の影響でヨーロッパへの旅行客が激減している事態に苦戦を強いられてはいるものの、ライバルのLVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン) やKering (ケリング)は、中国本土とヨーロッパ内で消費する旅行客にさらなる需要があると合図し合う。

エルメスは、地理的・政治的に経済の不安定性は高まっているにもかかわらず、一定の為替レートで収益成長率を伸ばし、”野心的”な中期的ゴールを保っていると述べる。