アイスランド出身のミュージシャン、Bjork(ビョーク)の新作”The Gate”のミュージックビデオが、9月15日に開幕したロンドン・ファッション・ウィークで初披露された。

前作はBjorkの元夫でコンテンポラリー・アーティストのMatthew Barney(マシュー・バーニー)との離婚をテーマにした作品であったが、今回のアルバムでは恋人たちの愛を幻想的に表現する。

ミュージックビデオの中で、Bjorkが恋人の一方を演じ、異世界のCGIアバターが相手役を演じる。

このミュージックビデオを手がけたのは、2015年に発売された前作のアルバム「Vulnicura」のミュージックビデオでもBjorkとコラボレーションした映画監督のAndrew Thomas Huang(アンドリュー・トーマス・フアン)のほか、GucciのAlessandro Michele(アレッサンドロ・ミケーレ)、マスクとヘッドドレス製作者のJames Merry(ジェームス・メリー)、そしてBjork本人であった。

Bjorkはミュージックビデオの中で、GucciのMicheleがデザインした虹色に輝くプリーツの衣装を着用。

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しかし、BjorkはGucciとのコラボに対し、最初は難色を示していたという。

彼女はFacebookのライブ配信インタビューの中で、以下のように語った。

大企業とのコラボにはあまり興味がなかった。でも、私が大好きなのはクリエイティブな心を持って誰かと一緒に何かを作っていくということで、Micheleとはそれを果たしただけ。

韓国出身のモデルであり画家のSang Woo Kim(サンウー・キム)は、”彼女が世界中に発信するクリエイティブな作品が大好き”だと言う。

”私は以前にニューヨークのMoMAで開催されたBjork展に行ったことがあるが、そこはBjorkについてあまり知らなくても楽しめる空間だった。それが彼女の美しさである。私は一アーティストとして、名前が世に知れ渡れば金儲けに走るのは至極当然のことだと思う。しかし、Bjorkは有名にも関わらずそのようなことをしない。すべてのアーティストが見習うべき姿勢だと思う。”とKimは語る。