ミレニアル世代が店頭で買い物することを好むのに対し、ベビーブーム世代はオンラインショッピングを好むという結果が購買行動に関する調査で明らかとなり、小売業界に新しい可能性を示唆している。

購買行動、割引への期待度、購買を決める要因を調べるために行われた今回の調査は、ミレニアル、ジェネレーションX、ベビーブームの3世代750人の消費者を対象に全米で行われた。

結果は、小売業界がこれまで立ててきた「ベビーブーム時代の消費者は店頭での買い物を、ミレニアル世代はオンラインショッピングを好む」という予測と反するものとなった。

Girls with shopping bags

地域別の結果

アメリカ北東地域で最もこの差が大きく、ミレニアル世代のおよそ4分の3が、最安値の品を求めて何件も店頭を回るのと対象的に、ベビーブーム世代の過半数がオンライン上で最安値の品を探すことが明らかになった。

西海岸地域はベビーブーム世代とミレニアル世代ともにオンラインと店頭での消費が半々となったが、南部では店頭で買い物をするミレニアル世代が70%で、ベビーブーム世代の60%はオンラインで買い物をすることを好むと回答していた。

中部地域ではオンラインで買い物をするベビーブーム世代がミレニアル世代より14%多く、反対に店頭で買い物をする割合はミレニアル世代の方が12%高かった。

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年収による購買行動

年収10万ドル(約1000万円)以上のベビーブーム世代はオンラインでの買い物を好む傾向にあるが、ミレニアル世代では年収による購買行動の違いは見られなかった。

今回の調査からもわかるように、世代間の購買に関する行動差は大きくなっている。

利益を増やすために小売業者はマーケティング、棚卸し、価格設定などを見直し、今まで見逃してきたかもしれないターゲットにアピールすることが大切だ。

(記事の出典:FASHION NETWORK