米国ファッションブランドLIVARI(リヴァリ)は、カーボンニュートラルな衣料品サプライヤーとしてのパートナーシップを育む。

世界で2番目に環境汚染を引き起こす産業として知られる衣料生産の分野では、より持続可能な未来を築くために個々のレーベルが果たす役割は多分にある。

これがまさにリヴァリが今熱心に取り組んでいることだ。

『ゼロ・ウェイスト』を掲げる新鋭の米国発ファッションレーベルは、Cool Effect(クール・エフェクト)と提携し、インドのバジェパリにて『牛糞を』クリーンバイオガスへと変換するプロジェクトを支援している。

この活動により、自社の衣料品製造時のカーボンフットプリント(製品のライフサイクルを通したCO2の排出量)の相当分を補うねらいだ。

LIVARIは、女優で環境活動家のAlysia Reiner(アリシア・ライナー)、セレブリティスタイリストのClaudine De Sola(クロディーヌ・デ・ソラ)、そしてデザイナーであり、ウーマンズ・マーチ運営者のTabitha St. Bernard-Jacobs(タビサ・セイント・バーナードジェイコブス)ら女性3名によって設立され、今月上旬のNYファッションウィークでデビューを飾ったばかりだ。

出典:pebble magazine

「個人的には、Cool Effectを長期にわたって支持してきました。彼らは科学技術や透明性を追及し、誰でも真正面から気候変動と向き合うことが出来るという考えに、常に積極的に関わってきた団体です。」と、アリシアは語る。

「この業界では、環境への配慮が行き届いているとは言えませんが、だからといって、環境問題を改善するために、アクションを起こす用意がないという訳ではありません。こうした活動における様々な価値や目標を共有するうえで、Cool Effectを“ゼロ・ウェイスト”達成のためのパートナーに選出することは、当然の流れでした。」

このイニシアチブには、誰でも簡単に参加できる。LIVARIのTシャツを一枚購入すれば、1トンの炭素削減プログラムに寄付することになるという仕組みだ。

しかし、彼女たちが実践するのはカーボンオフセットにとどまらない。

たとえば、余分な錆を絹や綿の手染めに使用する技法や、シルクをキュプラへ変換させるといった廃棄を最小限に抑えた独特な技術の導入、また生地や素材には現地生産品を選択するなど、製品づくりの細部にいたるまでサステナビリティへの強いこだわりを貫いている。

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