Ellery(エラリー)のジャケットを身にまとったHelen Mirren(ヘレン・ミレン)(72)は真っ赤なリップで顔中に広がる笑みを浮かべ、ステッキをくるくる回しながらシャンゼリゼ通りの真ん中に作られたランウェイを歩いた。

続くのはイギリスのポップスター、Cheryl Cole(シェリル・コール)(34)。

2色使いのリップにOff-White(オフ・ホワイト)の白と黒のアンサンブルが印象的だった。

Adwoa Aboah(アドワ・アボア)や Irina Shayk(イリーナ・シェイク)の後に登場したのはBalmai(バルマン)の虎柄のイブニングドレスに身を包んだJane Fonda(ジェーン・フォンダ)(79)。

Naomi Campbell(ナオミ・キャンベル)ら街頭で鑑賞していた友人たちに投げキッスをプレゼントするたびに、スタンディングオベーションに包まれていた。

 

これは10月1日(日)にL’Oréal Paris(ロレアル・パリ)が初めて開催したファッションショーの様子の一部を切り取ったものだ。

なぜ化粧品の会社がシャンゼリゼ通りの真ん中でファッションショーを開催するに至ったのか?

Lancôme(ランコム)、Maybelline(メイベリン)、Yves Saint Laurent Beauté(イヴ・サン・ローラン・ボーテ)などを運営するロレアルのPierre-Emmanuel Angeloglou(ピエール=エマニュエル・アンジュログルー)CEOは、「アクセシビリティの問題です」と、ショーの直前に、防寒具にくるまった観客で溢れる200フットもの長さのキャットウォークに沿って歩きながら語った。

レインコートを着たティーンエイジャーらが、綺麗にめかしこんで、スマートフォンを抱えてランウェイの脇に佇んでいる。

「デザイナーは完璧なヘア・メイクなしでは自分たちのビジョンを表現できません。我々は毎シーズンそれを提供しているのです」とアンジュログルー氏は語る。

さらに同氏は、ロレアル・パリグローバルビューティーディレクターのVal Garland(ヴァル・ガーランド)氏がショーの後にメイクアップクラスを開催すると明かした。

「我々の経験を開放して、誰もがファッションウィークの一部になってもらいたいのです」

「良いメイクアップやヘアスタイルの技術を学ぶ事に関して、人種、年齢、バックグラウンドが何であろうと、障壁などありません」とアンジュログルー氏は語っている。

@helenmirrenがシェアした投稿