時代が変われば、概念も変わるーー。

それは至極当然のことだ。

昨今ファストファッションの席巻もあって、はからずも誰かと似たようなスタイルをあちこちで見かける。

そんな没個性になりがちな時代に、吉と出るか凶と出るか、勝負に出たシューズがある。

お騒がせバッグの次は、誰もがうらやむあのシューズ!?

パリのファッションウィーク2018スプリングコレクションでやってくれたブランドがある。

今年4月には$2000もするシックなIKEA バッグにそっくりトートを発表した、前衛的なフランスを代表するBalenciaga(バレンシアガ)が、次に投入してきたのはなんとCrocs(クロックス)のサンダル。

誰もが何かしらのかたちで一足は持っているのではないだろうか。

そんなガーデニングシューズを厚底プラットフォームに、少しばかりのバレンシアガチャームで改造した一足がランウェイを騒がせた。

しかし、驚くことなかれ。

高級ブランドたちのシューズ狂騒は今に始まったことではない。

加熱するシューズファッション競争


イギリス人デザイナー Christopher Kane(クリストファー・ケイン)は昨年そのクロックスをマーブル模様にしてクリスタルを散りばめたデザインを発表したし、Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)はカーフスキンを用いたスタッズ付きのデザインを$608で販売しているのだ。

ケインの豪華クロックスにおいては、いったん物議を醸した同社と仲直りできるほどの成功を収めることができたおかげで、ロンドンウィークの最新コレクションでなんと今度はラインストーン付きのクロックスを発表した。

さて、次はどこのブランドから何が出てくるだろうか?

だが、これ以上に混沌としたシューズは、少し見たくない気もする…。