90年代に活躍したスーパーモデルが今ファッション界で熱く注目されている。

ファッション界の人種差別問題を長年訴えてきた彼女の意思も今の時代が寄り添っているようだ。

Photograph: Timpone/BFA/REX/Shutterstock

1990年代のスーパーモデル、ナオミキャンベルは今47歳、今年ナオミの時代到来とも言えるほど彼女の評価が高まっている。

20年前の彼女よりも今の彼女の方がファッション界における地位は高いと言えるかもしれない。

ロンドンファッションウィークのバーバリーショーではヴォーグイギリス版の編集チームとして編集長とケイト・モスと一緒に最前列に座り、又パリのファッションウイークでは元フランスファーストレディのカーラ・ブルーニと一緒だった。

ナオミはこれまで栄光の時代を歩むとともに暴行などの事件も経験し、近年は困難も多かったが今年は彼女にとって良い転換期であったとも言える。

Photograph: Miguel Medina/AFP/Getty Images

又、ナオミは20年間にわたってファッション界の人種差別、偏見、二重基準を批判してきた。

彼女はインビューで「(ファッション業界は)偏見があり、とても問題だ」と話したり、「ブロンドで青い目の少女ばかりを売り出す業界」の「心の狭さ」を批判したり、主要モデル機関に白人以外のモデルを起用しないことに対しクレームしたりもしてきた。

2013年にはモデルのベサン・ハーディソンとイマンと一緒に「多様性連合」を設立し、ショーで「有色モデルを起用しない」デザイナーを批判し、公式文書では「意図にかかわらず、結果は人種差別だ」と書かれていた。

その後ファッション業界も進歩し、2017年には、ナオミが取り組んできたファッション界の多様性について注目が集まっている。

ザ・ファッションスポット・コムによる調査では、ファッション広告キャンペーンで使用された非白人モデルの割合は2015年秋の15.3%から2017年の30.4%とほぼ2倍に倍増している。

又今年は90年代ファッションの復刻ブームであり、ナオミの存在価値を高めてもいる。

今後の彼女の活躍が非常に楽しみだ。

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