今、アジア、特に中国ではファッションECが大きく伸びている。

様々なECサービスがアジアで次々と立ち上がっているそんな中、香港発のファッションアプリ「美美(MyMM)」が消費者の心を掴み、中国のファッションマーケットを変えようとしている。

中国版「WERA」?「EC×ソーシャル」で大人気。

アジア有数のファッション企業「レーンクロフォードジョイスグループ」が今年3月に「美美(MyMM)」というアプリをリリースした。

「美美(MyMM)」は、1200ブランドもの商品を買うことができるファッションECアプリだ。

しかし、ECだけでなく、ファッション/美容ブロガー、デザイナー、モデルなどが発信するコーディネートやコンテンツを見ることができ、彼らをフォローしたりブックマークすることもできる。

いわば「SNS」的な要素もこの「美美(MyMM)」にはふくまれている。

それにより、ファッションに関心の高いユーザーたちのコミュニティが形成されており、アプリをのぞけば、中国のファッショントレンドをいちはやくキャッチできるような仕組みになっており、今若者に大人気のアプリとなっている。。

「美美(MyMM)」の幹部のチェン氏は、「ファッションサイトにはソーシャルネットワークの要素とショッピング機能両方あることが大切だ」という。

ファッションに関心のある人々は、アプリの中で発信しているセレブやモデルたちのコーディネートや、最新のトレンド情報などに触発され、また自分たちもそこでファッション情報を発信する。

こうして、ファッション好きのユーザー同士のコミュニティが生まれ、購買へと繋がっている。

これは、日本でいうスタートトゥデイが提供する「WEAR」がそれに近いのかもしれない。

「WERA」は、ユーザー同士がコーディネートを投稿しあう、日本最大級のファッションコーディネートアプリだ。

投稿された600万枚以上のコーディネート写真の中から、自分の気に入った服やアイテムをWERA経由で直接購入できるというものだ。

モデルや俳優、インフルエンサーやショップスタッフなども多く利用している。

気になるユーザーをフォローしたり、コーディネートに対して「いいね」をつけたりコメントできるソーシャル的な要素は、この「美美(MyMM)」と近いところだろう。

他にも、最近スタートトゥデイ社が買収した「iQON」なども同じ「ECとソーシャル」を兼ね合わせたサービスとして利用者を多く抱えている。

「中国では様々なファッションアプリやサイトが日々新しく登場しており、中国の消費者がファッションアプリに寄せる期待は非常に大きい」とチェン氏は言う。

中国のモバイルアプリでの電子取引市場は来年までにアメリカに次いで2番目に大きな市場になると予想されており、今後の成長に期待が集まっている。

People

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