フランスのジュエリー・高級時計ブランド『カルティエ』の香水を使ったアート作品がパリで話題になっている。

Perfumed Cloud(パフュームクラウド)と呼ばれる、四角形のガラスの建物の中に浮かんだ真っ白な雲が特徴的な立体作品が、パリで開催中の国際コンテンポラリーアートフェア(通称:FICA)期間中、パレ・ド・トーキョーと近代美術館に展示されている。

この作品は「違った形で香水を表現したい」という、カルティエの調香師Mathilde Laurent(マチルド・ローラン)の思いから生まれたものだ。

この作品の目的は、「香りの表現」である。

作品の中の階段を上ってローランによって作られたカルティエの香水『L’Envol de Cartier(レンヴォル・デ・カルティエ)』の香りが漂う雲の中を通り抜けられるようになっており、下層部は冷たく、上層部は暖かく、香水の雲の状態を保つために入念に温度管理がされている。