フランスの世界最大の化粧品会社『L’Oreal(ロレアル)』が、パリのベンチャー企業と提携して美容のデジタル化を促進するためのワークショップを開催した。

19日(金)にパリで行われたこのワークショップでは、ロレアルがベンチャー企業と提携して美容業界のデジタル化を促進し、ヘアケアの方法を教えてくれるセンサー付きブラシや日光への照射時間を知らせてくれるパッチシートなどといった美容テクノロジーの発展を目指すことを発表した。

今後も、ロレアルは、パリを拠点にするベンチャー企業10社と毎年コラボして美容商品開発を行うという。

「美容業界はすでにかなりデジタル化されています。このプロジェクトによってデジタル化はさらに進むでしょう」ロレアルのJean-Paul Agon(ジャン=ポール・アゴン)CEOはこのように語っていた。

ロレアルはこれまでにもテクノロジーを駆使する消費者に向け、バーチャルメイクアップテストができるアプリなどを開発してきた。

今後は人工知能AIの開発や音声認識ソフトウェアといった新しい技術を開発するだけでなく、美容クリームやコスメの開発も進める予定だという。

同社のデジタル部門への予算は拡大中だ。

現在ロレアルのメディア部門の予算の35%がデジタルキャンペーンに使われており、5年前はわずか150人ほどだったというスタッフは1700人にも増加した。

しかしながら、ロレアルの今年上半期の売り上げのうちオンラインセールスによるものは7%という低い水準である。

2015年の5%からわずかに上昇はしてはいるものの、この分野への投資は、ますます広がっていくと考えられる。

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