インスタグラムを始め、ユーチューブなどのSNSで、自身のファッションスタイルを発信し、人気を得ているファッショニスタは、今ブランドの宣伝や売り上げに非常に貢献している。

大勢のフォロワーがいるインフルエンサーが良いかというと、実はそうでもなく、フォロワー数が例え1万人以下でも、信頼がおけて、自分のビジョンを持ち、またブランドの本質を自分独自の言葉や方法で伝えることができるインフルエンサーをブランド側は求めている。

例えば「MatchesFashion(マッチズファッション)」というセレクトショップスタイルのサイトでは、インフルエンサーとタイアップし、彼女らのぺージで商品が思い思いのやり方で紹介されている。

こうしたページの閲覧時間は、他のページより150%長く、またここで紹介される商品の注文金額も他のサイト内のページと比べ40%ほどアップする。

売り上げに貢献したインフルエンサーたちには、それに応じた報酬を支払い、モチベーションを高めている。

こういったブランドがインフルエンサーとタイアップするのは主流になってきており、ある調査によると2016年度ブランドがインフルエンサーへ支払った広告費用としての予算は5億7000万ドルとも言われる。

『Kate Spade New York(ケイト・スペード・ニューヨーク)』を傘下に置く『Tapestry(タペストリー)』も同様にインフルエンサーとタイアップしている。

190万人のフォロワーがいるMan Repeller(マン・リペラー)と提携してマンハッタンのポップアップショップで共同イベント行ったり、フォロワー数が50万人以下の中規模インフルエンサーを12人起用し、各地でイベントを行ったりして売り上げを伸ばしている。

つまりスター級のインフルエンサーと、中規模の「マイクロ・インフルエンサー」両方の発信力を生かしてブランドの売り上げにつなげているのだ。

今後もインフルエンサーの起用はますます加速しそうだ。