ルイ・ヴィトンは、現在ニューヨークの旧アメリカン証券取引所のビルで、『Volez, Voguez, Voyagez – Louis Vuitton (空、海、彼方へ─旅するルイ・ヴィトン)』展を開催している。

この展示会は2015年にパリで、2016年に東京で、2017年8月までソウルで開催し、2017年10月27日から2018年1月7日までニューヨークで開催されている。

ルイ・ヴィトンの歴史を振り返りながら各都市のテーマに合わせたブースも話題の一つ。

http://us.louisvuitton.com/eng-us/heritage-savoir-faire/nycvvv  

<Louis Vuitton>

創立者であるルイ・ヴィトンは1837年16歳の時、パリで見習いを始め、1854年からスーツケース(トランク)製造職人として働いていた。

当時は交通手段が馬車、船、汽車が主流で、荷物が手荒く扱われていたことから、雨にも風にも強い、丈夫で長持ちするトランクが必要とされた。

そこで顧客からの要望に応じて、旅行用のトランクなどを注文販売した事から始まった。

洋服から靴、帽子、本や、食器などのトランクもあり、男性の髭剃りセットのトランク、香水や化粧品やブラシを入れるトランクなど、旅行者の要望に応えて細部まで事細かく拘ったオーダーメイド。

本当に驚くほど良く出来ていて、アートを鑑賞している気分になった。

汽車での旅行 https://www.vogue.com/article/louis-vuitton-volez-voguez-voyagez-exhibit-new-york

その後ルイ・ヴィトンが有名になったのは、彼が亡くなって、後を継いだ息子ジョルジュの頃。

ジョルジュは1893年のシカゴ万国博覧会に出展するなど、ルイ・ヴィトン社を世界的な企業へと成長させた。

交通手段も馬車、船、汽車、飛行機と技術の発展と共に、ルイ・ヴィトンの作品(商品)も変わってきている。

その変化を時代とともに理解しやすく、旅をテーマに10章で構成されている。

ルイ・ヴィトンの正式ホームページから動画が見れるので、ぜひここをクリックして拝見して欲しい

https://www.vogue.com/article/louis-vuitton-volez-voguez-voyagez-exhibit-new-york

<MARC JACOBS>

1998年には、デザイナーにマーク・ジェイコブスを迎え、アパレル商品、靴のラインも発表した。

この時モノグラム・ヴェルニライン(カラフルなエナメル加工)も発表された。

展示会にはマークの作品も多く展示されており、彼がルイ・ヴィトンにとって、どれほど大きな存在だったかを改めて感じさせてくれる。

<ニューヨーク特別ブース>

この展示会の最初と最後には、アメリカとニューヨークに特化した内容となっている。

入り口には、壁全体が画面となり、ニューヨークならではの、交通手段である『地下鉄』がルイ・ヴィトンに彩られ、『Louis Vuitton』と駅名がタイルで可愛くデザインされている。


そしてこの旅の最後は、アメリカのセレブリティー達が実際に身に着けた、豪華な衣装が飾られている。

テイラー・スイフトやニコール・キッドマンなどが着用したルイ・ヴィトンのドレスは、ルイ・ヴィトンが、鞄だけでなくアパレルにも力を入れている事を、強く示している。

https://hypebeast.com/tags/pintrill

<Louis Vuitton x PINTRILL>

今回ニューヨークの展示会の出口で、ルイ・ヴィトンとピントリルがコラボした、可愛い限定ピンバッジがもらえる。

ピントリルとは、面白い流行りの言葉からインスパイアされたユニークなピンバッジを制作するブランドで、彼らは、今回ルイ・ヴィトンとのコラボで、『ピントリル』の名前がより世間に広がる事を目的として、無料でピンバッジを配っているらしい。

入場料も無料の上、『インスタ映え』する写真が一杯撮れるので、ぜひ足を運んで実際に見て欲しい。

(事前にウェブで予約をして行った方が良い。日によっては、行列ができている。)

この展示会は、ルイ・ヴィトンの作品に惚れ込むだけでなく、次はどこへ旅行に行こうかとワクワクさせてくれた。

People

F-MAGAZINEは、世代をリードするクリエイターやアーティスト達を紹介しています。



VIEW ALL >