12月9日、初雪となったニューヨークのミッドタウンに、約2万人のサンタが集結した。

このイベントは『SantaCon(サンタ・コン)』と言って、参加者はサンタやクリスマスに関係のあるコスチュームを着用し、『Pub crawl(はしご酒)』をして、ホリデーシーズンを楽しもうという企画。

https://www.santacon.info/

元々1994年にサンフランシスコから始まった年に一回のイベントで、2008年に正式な『SantaCon(サンタ・コン)』のウェブ・サイトが立ち上げられた。

現在世界52都市、395都市で開催されており、参加者数が一番多い都市がニューヨークなのだ。

https://www.timeout.com/newyork/blog/see-the-santacon-craziness-that-took-over-the-city-this-weekend-121216

<ニューヨークは楽しみながら、経済効果を高め、その上チャリティー活動が得意>

イベント好きなニューヨークでは、この時期多くのお店で、サンタの衣装の特別コーナーを設けている。

ホリデーシーズンは一年で一番売り上げが上がるため、サンタのコスチュームだけでなく、ネクタイやスーツをラグジュアリー・ブランドも限定発売するなど、’ただのコスチューム’とは言えないほど豪華なデザインも登場するのだ。

https://www.macys.com/?cm_sp=navigation-_-top_nav-_-macys_icon

そしてマンハッタンには、この『SantaCon(サンタ・コン)』と提携しているバーやクラブが沢山ある。

その提携しているお店のみ、サンタのコスチュームで入る事が出来る。

(イベント参加者には、このようなマップにアクセスが出来、提携しているバーを確認できる。)

イベントの開始時間は、朝の10時。

午前中から、はしご酒をする事で、この日提携しているバーやクラブはサンタさんで、一杯となり騒がしい。

お酒の代金は、各自で各バーで支払うのだが、ニューヨークはこのイベントに特別、参加費一人10ドルと設定している。

この参加費は、ニューヨークのチャリティー活動に使用されているのだ。

<ニューヨークの130万人が十分な食料を食べられずにいる>

ニューヨークは2016年の調べでは、人口が850万人を超えている。

しかし、そのうちの130万人の約15%の人々が毎日十分に食事を取れない状況にあるのだ。

4人に1人は、育ち盛りの子どもだと言う。

そして約41%の家庭が、生活で十分に必要な給料が稼げていないという。

貧富の差が特に激しいニューヨークでは、ニューヨークの貧困層であるその15%を自分たちで助けようとする活動が活発に行われている。

その一つは、『City Harvest』という団体で、寄付されたお金や食べ物を地元の人に無料で提供している。

『SantaCon(サンタ・コン)』が集まったお金は、この団体に寄付されていた。

今年はどのように使われるか、まだ公表はされていないが、ニューヨークのチャリティー活動に寄付される。

https://www.santacon.info/Tokyo/

<実は日本でも『SantaCon(サンタ・コン)』

東京でも実は、同じ日に開催されたよう。

「宗教とは無関係、また収益を得ることが目的なわけではなく、みんなで楽しく飲むことが目的のイベント」

と紹介され、参加費も無料。

ホリデー・シーズンを思いっきり楽しむには、サンタになって1日中お酒を飲んで笑い合う日も悪くない。

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