Vivienne Westwood(ヴィヴィアン・ウェストウッド)が今季のロンドンメンズファッションウィークでランウェイショーを行う代わりに『Don’t Get Killed(ドント・ゲット・キルド)』という映像を制作し発表した。

同映像では、モデルがタロットカードのデザインされた旗やEUの旗をもちながら行進する様子や、”ウェストウッド軍”での仕事などについて語る様子が映されている。

ヴィヴィアンは、ファッションを「気候変動や深刻な種の絶滅を食い止めるアクティビズムための媒体」として使用していると主張し、この惑星と調和のもとで暮らす必要性は、生命と死の問題だとも述べており、「買う量を減らし、よく選び、長持ちさせる」という自身のポリシーも繰り返した。

ヴィヴィアンはタロットのようなカードを自身のサイトclimaterevolution.co.ukに毎週1枚ずつ更新し、ソーシャルメディア上でこの映像のことを茶化していた。

「何年にもわたり私は無数のTシャツ、パンフレット、ポスターをデザインしてきたので、私のメッセージの全てに匹敵する一揃いのトランプを作るのに十分なグラフィックが集まったのです」とヴィヴィアンはコメントした。

2018秋コレクションはメンズとウィメンズが統合されたユニセックスであり、ルックブックの撮影も行われた。

同コレクションには、そのフェミニンさとマスキュリンさからヴィヴィアンがこれまでで一番のお気に入りのアウターだと語ったプリンセスコートの他、ジーンズ、ワイドパンツや様々な色・柄のスーツが含まれている。

その他には、第二次世界大戦中の将軍にちなんで名付けられたマウントバッテン・ピンクと呼ばれる軍隊色の洋服も作られた。

グレーのように見えるが、夜明けや夕暮れの雰囲気を持つモーヴ色に変化するこの色がヴィヴィアンは気に入っているという。

主にメルトンやヘンプといったシンプルで無加工の、さらに環境への影響が少ない素材が使用されている。

ヴィヴィアンは今回の映像に加え、ローナ・タッカー監督による自身のドキュメンタリー映画『Westwood: Punk, Icon, Activist(ウェストウッド:パンク・アイコン・アクティビスト)』の公開が決まっている。

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