ニューヨークのカレッジで教授をしているLyn Slater(リンスレーター)さんは、現在64歳。

彼女は年齢という概念が大嫌いだという。

「どうして、ある年齢になったら自分たちの人生が終わりだと思わなければいけないの?」と彼女は言う。

スレーターさんは、2014年にブログを始め、インスタグラムでは50万人ものフォロアーがいるモデルでもあり、ティーン世代に絶大な影響を持っている。


「Accidental Icon(アクシデンタルイコン)」というインスタグラムでは、彼女は「Balenciaga(バレンシアガ)」から「JW Anderson(JWアンダーソン)」までなんでも着こなし、「Valentino(バレンチノ)」や「Uniqlo(ユニクロ)」など各社が彼女を広告塔として雇い、またコラボしている。

業界関係者によると、こうしたシルバーモデル志向は、ルネッサンスならぬ「グレイネッサンス」とも言われ、こうした傾向は2015年ごろに始まっているとする。

「Mango(マンゴ)」がスレーターさんをモデルとして起用したのは、彼女がシルバー世代だけでなく、若者にも影響があると考えたからである。


また、南アフリカ・カナダ出身のモデルであり栄養士でもあるMaye Musk(メイ・マスク)さんも近年、「Elle(エル)」の表紙を飾ったり、コスメブランド「CoverGirl(カバーガール)」のアンバッサダーニなったり活躍している。

A post shared by Maye Musk (@mayemusk) on

「カバーガール」は彼女を起用した理由として、シニア層の顧客をターゲットにしていたことと、また会社としてこれまで様々な世代、多彩な人種のモデルにオファーしてきた背景などを述べている。

シニア層は、消費者として重要な存在であり、また宣伝上大きな影響力を持っているのだ。

というのは、ミレニアルズなどの若者世代に対しても、彼らの存在が、自分たちの人生は50歳以降も終わるわけではないと希望を持たせてくれるからである。