6月20日フェイスブック傘下のインスタグラムから動画に特化したアプリ『IGTV』が発表された。

これまでインスタグラムでは最長1分までの動画しかアップ出来なかったのが、IGTVでは、最長60分までの動画投稿が可能となっている。

ソーシャルメディアの女王キム・カーダシアンを始め、ルイ・ヴィトンの新メンズ アーティスティック・ディレクターであるヴァージル・アブロー、そしてミレニアル世代に絶大な人気を誇るセレーナ・ゴメスも次々とIGTVに参入している。

同時に、インスタグラムの全世界の月間アクティブアカウント数が10億を突破したことも発表されており、ものすごい勢いで世界へと広がっている。

https://instagram-press.com/blog/2018/06/20/welcome-to-igtv/

インスタグラムとIGTVの違いは?

インスタグラムは、正方形の写真によりフォーカスしたアプリで、動画は最長1分まで。

IGTVは普段携帯電話の画面(縦型)に合わせてデザインされているため、より幅広く動画を見ることが出来、最長1時間まで投稿可能だ。

IGTVのアプリを開くと、テレビをつけたときと同じように自動的に動画を再生。

インスタグラム上で既にフォローしている興味があるクリエイターや友達の動画が表示されるため、動画やチャンネルを検索する必要はなく、すぐに好きなコンテンツを視聴できるのだ。

https://www.adweek.com/digital/instagram-released-a-handbook-full-of-tips-for-creating-content-on-igtv/

ブランド各社が早速IGTVにで配信

IGTVは、すでに世界中のファッションブランド達を惹きつけている。

ルイ・ヴィトン、グッチ、ナイキを始め、多くのファッションブランドがIGTVでテスト配信を始めた。

新しいアイテムや、ファッション・ショーの様子が動画で続々投稿されている。

中でも特に注目を集めているのが、新しいルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターであるヴァージル・アブローを映したルイ・ヴィトンの動画だ。

ヴァージル・アブロー  https://www.highsnobiety.com/p/virgil-abloh-louis-vuitton-ss19-igtv/

6月21日にパリで開催されたルイ・ヴィトンの2019年春夏メンズコレクション。

リアーナ、村上隆、キム・カルダシアン、カニエ・ウェストなどセレブと一緒に約3000人もの学生が集まり、多彩な色とりどりの衣装に、新作フットウェア『ラグジュアリー・スニーカー』も披露した。

ヴィトンは、その瞬間をIGTVに投稿しており、誰もがその感動を味わうことが出来る。

新作のスニーカーを身に纏ったスタイリッシュなモデルに、細部まで拘りぬいた舞台セット、BGMにノリノリの観客席なども合わせて、様々な角度から動画を撮影しているため、自分もその場に参加した様な気にさせてくれる。

その上ヴァージル・アブローは、自身がルイ・ヴィトンに出社する動画も投稿し、ルイ・ヴィトンのオフィスや撮影の舞台裏までも披露し、大きな反響を呼んでいる。

https://www.highsnobiety.com/p/virgil-abloh-louis-vuitton-ss19-igtv/

インスタグラムとファッションの関係

Instagram社でファッション・パートナーシップ統括責任者のエヴァ・チェン(@evachen212)は、
インスタグラムとファッションの関係を以下の様に語っている。

“Instagram has always been the place for fashion. Instagram and fashion have been going hand-in-hand for eight years strong. I think IGTV will add another layer of opportunity for people to share amazing content.”

インスタグラムは、常にファッションの見せ場であった。
2010年に始まってから8年間ずっとファッションとインスタグラムは共に歩んできた。
そしてIGTVは、素晴らしいコンテンツを人々とシェアするために、可能性や機会を広げたモノ。

ファッション業界が、今だに雑誌への広告出稿が多いのは、雑誌と同じかそれ以上のビジュアルやコンテンツで、世界観を崩さずに表現できるメディアが、ネットにはなかったからだと言われている。

ただ、唯一インスタグラムはその受け皿となっている。現にブランド各社は躍起になってアカウントを運用しており、インタグラムでのPRをメインとしたブランドなども誕生している。

そして、そんな中生まれたIGTVは、インスタグラム以上にクオリティまたはコンテンツの質が重視されており、すでに高いクリエイティブを持つブランド各社にとっては今までにない広告出稿媒体となるのでないだろうか。

ランウェイやPR動画などはもちろん、ブランド各社が自分たちの世界観を表現する短編ドラマや映画などのショートムービーをIGTV用作って配信するということもあるのではないだろうか。

また、IGTVは何もブランドだけではなく、個人のクリエイターとっても自身のクリエイティブを発揮できる最高のメディアなのではないだろうか。

おそらくユーチューバーとはちがったジャンルの動画クリエイターがここから生まれてくるだろう。

ぜひIGTVのアプリをダウンロードして、自身のショート・フィルムをシェアしたり、新しい世界を見る機会に繋げて欲しい。

People

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