世界最大の『コミコン2018』が7月19日から7月22日の4日間に渡って、アメリカのサンディエゴで開催された。

160億円の経済効果を生んだと言われる『コミコン』の人気の秘訣を探りたい。

コミコンとは、コミック・コンベンションの事で、世界各地のコミックや映画、ドラマなどのエンターテインメントやポップカルチャーの総合イベント。

元々は1970年にサンディエゴで始まり、当時の参加者は145人だったそう。

その後SF(サイエンス・フィクション)・特撮ファンタジー映画などと幅が広がり、1989年に1万人以上もの参加者が集まり、その人気は年々増して行った。

今年2018年は、4日間で13万5千人以上が世界中からサンディエゴに集結。

http://comic-cons.xyz/comic-con-locations-dates/

160億円の経済効果

コミコンのチケットは、イベントによって$10~60と様々。

世界最大サンディエゴのコミコン4日間の特別入場料は、オリジナル価格が$276(約3万円)で発売された。

しかし、Vivid Seatsというチケット販売サイトでは、$1165(約13万円)から取引されていた事もニュースとなった。

アメリカで一番盛り上がるスパーボールの次に高額なチケットがコミコンと言う事になる。

イベント自体のチケットやグッツだけではなく、近所のホテルやレストラン、バーなどの売り上げも計算すると、『コミコン2018』がサンディエゴに与える経済効果は、約160億円にも上るという。

https://www.sfgate.com/entertainment/slideshow/The-best-cosplay-from-San-Diego-Comic-Con-2018-183518/photo-15901329.php

13万5千人以上を魅了した訳

・子どもの頃から、どこかでスーパーヒーローのかっこ良さや懐かしさ、憧れがある

・子供から大人までどんな格好をしても、誰からもジャッジされない(家族で楽しめる)

・大人気コミックや映画のセレブリティー達が続々登場し、最新情報や舞台裏の話が聞ける

・新しいゲームを体験できる

・特殊メイクの最新技術や、細部まで拘り抜いた衣装を実際に鑑賞できる

コミコンは規模が増えるに連れ、年々スポンサーも増え、会場はテーマパーク並みにお金を掛けたセットで出迎えてくれる。

キャラクターの衣装をDIY(自身で手作りする)参加者も多く、その衣装を見せびらかすための場がコミコンなのだ。

多額をコスチュームに費やす参加者も多く、出来が高く、驚くほど役になり切っているのが面白い。

コスチュームは、ディズニー・キャラクターからその年流行ったドラマのユニークなキャラクターまでとコミックと関係があるの?と感じる衣装も多く、ただ楽しめば何でもいいのだ。

本当にメチャクチャでアメリカらしいが、コミコンはもうアニメ・オタクだけのものではない事は事実だ。

多くのセレブリティーも参加

https://www.eonline.com/news/954057/the-9-biggest-surprises-from-san-diego-comic-con-2018

ジョニー・デップは、『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』でのコスチュームで会場を盛り上げた。

俳優のエズラ・ミラーは『スーパーマリオ』のキャラクターで、『ワンダーウーマン』で初主演したモデルのガル・ガドットも登場。

大人気ゾンビのTVシリーズ『ウォーキング・デッド』主演のアンドリュー・リンカーンもコミコンで、自身が「ドラマを降板する」と本人の口から発表したという。

他にも多くの人気番組のキャストが次々登場するという、超豪華なイベントなのだ。

セレブリティーの中には、家族でコスプレを着て、一般客と一緒に楽しんでいる人も多いとか。

ファッション・デザイナーもコミックに影響を受けた

https://insta-stalker.com/profile/kaneda88/

シカゴ出身のファッション・デザイナーであるKristopher Kites(クリストファー・カイト )も小さい頃見ていたコミックやヒーロー映画に大人になっても影響を受けている一人。

彼は、子供の頃のおもちゃをプラスティックに入れてネックレスにしたところ、周りからの反響がすごかったという。

あのヴォーグでも取り上げられるほど、コミックに影響を受けたファッションの需要は増え、期待できる市場なのは確かだ。