口コミを利用したマーケティング手法は、『バズ・マーケティング』と呼ばれている。

ニールセン社の統計では以下の結果が出ている:

・消費者の74%が何を購入する際に、口コミに影響を受けている

・消費者の92%がどんな宣伝よりも、家族や友達の口コミが売り上げに繋がっている

・消費者の68%がオンライン・ショッピングで他人の口コミを信頼している

そこでアメリカでは近年『バズ・マーケティング』により注目し、多くの企業がSNSなどを使用して、世間に常に話題を与え続けているかが、売り上げに繋がる鍵となっている。

https://www.vibzn.com/justin-bieber-seen-wearing-ysl-hoodie-purpose-tour-merch-shorts-and-nike-sneakers/ https://news.nike.com/news/jordan-brand-vogue-aj1-zip-awok-and-aj3-awok

アメリカで今話題性があるブランドとは?

エンゲージメント・ラボの最新のデータで、アメリカの13~20歳までのティーンの間で最も話題性があるブランドが発表された。

堂々の1位アップル製品、2位コカ・コーラ、3位サムスン。

そして第4位に輝いたのがスポーツ関連商品を扱う、ナイキ

スポーツ関連では、コンバースやリーボックが落ち込む中 、ナイキがどんなファッション・ブランドよりティーン達の話題となっている。

ナイキはセレブリティーやミュージシャンのニーズも高く、ヴォーグともコラボレーションするなど常に話題を作ってくれる。

SNSやメディアだけでなく、”日常生活”でどれほど家族や友達とナイキの話題をしているかが、『バズ・マーケティング』を制し、アパレル・ブランドで圧倒的な強さを見せている。

https://footwearnews.com/2018/business/athletic-outdoor/teens-top-sneaker-brands-1202668384/

人気ミュージシャンが、トップモデルよりティーンに影響力がある

アスレジャー・ブームによって、どんなファスト・ファッションよりラグジュアリー・ブランドより話題性があるスポーツ関連のブランド。

王者のナイキには及ばないが、2013年から15%ティーンの間で話題性が高まったブランドがある。

それは、2016年にティーンに人気の歌手セリーナ・ゴメスを起用したヴァンズ、そしてファッション・アイコンの歌手リアーナとコラボしたプーマである。

今ファッション誌ヴォーグも歌姫ビヨンセを9月号に抜擢、リアーナも自身プロジュースのコスメで成功、COACH(コーチ)も経営を立て直すため、若い世代に人気があるセリーナ・ゴメスを起用。

ラッパーのドレイクが着たダウンジャケットの大ブレークなど、トップモデル以上にミュージシャンに影響力がある。

アメリカのティーンは将来のバロメーター?

なぜアメリカの企業がティーンの声をこんなにも大切にしているのか。

日本は少子化だが、アメリカでは子供たちが続々生まれ、人口が年々上がっている。

アメリカの人口の約50%が”ネット・ネイティブ”と呼ばれる『ジェネレーションZ(19歳まで)』と『ミレニアルズ(20-37歳)』を占めている。

全体の25%を占めるジェネレーションZ世代は、ネット・ネイティブのミレニアルズ(20-37歳)とも消費傾向や思考も変わっているという。

このジェネレーションZの需要を掴むことが企業の将来を左右するという。

消費者の92%がどんな宣伝よりも、家族や友達の口コミが売り上げに繋がっているという『バズ・マーケティング』を制するには、ジェネレーションZへ話題をどう届けるかが、今後の課題となっている。