2017年に自身のブランド「ALEXACHANG(アレクサチャン)」をローンチした、イギリス出身の人気モデル、TVプレゼンター、女優、デザイナーとマルチに活躍するアレクサ・チャン。

今回行われたばかりの2019 S/S ロンドンファッションウィークでは、初となるキャットウォークにてブランドの最新作がお披露目となった。

元祖ファッションスナップのクイーンでもあり、ファッションリーダーの彼女の今の心境とは一体どんなものなのだろうか?

ALEXACHANGが出来るまで 

モデルとしてのファーストキャリアをステップに、TVプレゼンターなどショービズの世界でも活躍した事から、一気に知名度が上がったアレクサ。

同時に卓越したセンスにも注目が集まり、ファッションブランドのキャンペーンにも抜擢された事から一躍ファッションアイコン的存在に。 そんな彼女が自身のブランドを立ち上げたのは2017年5月の事だった。

見てその場で購入出来るスタイルの「See Now Buy Now」形式で発表されたファーストコレクションは、ロンドンの教会で行われ、ECコネクト型の現代的なスタイルで注目を集めた。

その後も同形式でのコレクション発表を行い続け、イギリス国内外でのファンを増やし、自身のブランドを順調に成長させてきた。


ブリティッシュ・クラシックへの原点回帰 

「See Now Buy Now」という現代的なコレクション発表から一転、原点回帰するような形で、キャットウォークでの発表を行った今回のコレクション。

テーマを「Arraivals and Departures(到着と出発)」とし、人々が旅行に行く時に着る服にインスピレーションを得たワードローブを発表。

ここでは、彼女自身がイギリス人で天気に恵まれない環境にいる事から、旅行に行く時のワードローブやファッションがいかにワクワクし、楽しいものであるかを表している。

そして現在34歳を迎えた彼女の現在とこれから(未来)を表現したコレクションとなった。

コレクション発表にも変化を迎え、心境の変化もあったのかもしれないと言われるアレクサは以下のように語っている。

“I’m of an age now where I’m thinking, what happens when you’re not the famed beauty any more? When reality sets in? I’m interested in people navigating that next decade. In other words I’m still Googling pictures of Jane Birkin but now I’m looking at what she wore in the 1980s.” 

(The Guardianのインタビュー記事より) 

「この年齢になって私が考えることは、もう有名で美しくなくなった時どうなるか?リアリティが入ってきたら?私はこれからの10年をナビゲートする人たちに興味があるの。言い換えたら、私はまだジェーン・バーキンの写真を検索したりしてるけど、今は彼女が80年代に何を着てたかを見てるの。」 

 

長い間ファッションアイコンとしての地位を確率させ、今も尚、発信し続けているアレクサ。

34歳というリアリティから生まれた心境の変化は、今後ブランドにどう影響していくのだろうか?

ブランドのさらなる成長や躍進が期待される中、アレクサ自身の動向にも注目が集まっている。

コレクションから見えた彼女の思いや、変化を受け止め、今後も期待し続けていきたい。